第一子帝王切開レポ
41週4日、入院
入院後はNSTで胎児の確認をするくらいでテレビを見てゴロゴロ過ごしていた。夜ご飯を食べてからは絶食のスタート。夜に主治医から手術やリスクの説明。個人病院のため、執刀医は主治医だが、麻酔は他の病院から医師を呼ぶことになっていた。
41週5日、帝王切開当日
手術の同意書を記入し、朝のNSTで異常がないことを確認。8:00から飲み物もNGとなる。剃毛、浣腸を済ませてシャワーへ。その後、血栓防止のためのストッキングを履くが、キツくて1人では履けず助産師さんに履かせてもらった。
10:30点滴開始。太いタイプの針で散々痛いと脅されていたがそこまで痛くなくて安心した。太さは体感的には14Gくらいだろうか。産後6ヶ月程でやっと跡が消えた。13:00に旦那が病院に到着し、同意書の記入。
14:00手術室へ。
手術着はなくパジャマのまま点滴をガラガラ引いて手術室へ。全裸になり手術台へ登り横になる。
パルスオキシメーターや心電図、血圧測定のベルトをつけてもらう。麻酔科医の先生に挨拶をしてまず硬膜外麻酔の為の麻酔をする。これは背中がチクッとするだけ。その麻酔がきいたあと、硬膜外麻酔がされる。少し時間を置いて麻酔がかかったことを確認後、導尿のカテーテルを挿入し、執刀医と挨拶。執刀医が麻酔の確認を行い手術開始。14:25頃。
麻酔が効いているので何も感じないが、電気メスで切っているんだろうなぁという雰囲気だけ感じる。その時、執刀医がやっぱり胎児の頭の位置が高いなぁと不思議がっていた。
14:35
もう出るよ!という声とともに産声をあげて誕生した。すぐに連れて行かれて処置をされ、3分後くらいに目の前に連れてきてもらえた。思っていたより大きな子だった。その後、静脈麻酔のスタート。眠くなかったので効くか分からなかった。が、突然、起こされてハッとした。どれくらいの時間がたったのかも分からず物凄く朦朧としていた。いつのまにか病院の入院着を着ていた。ストレッチャーに乗せられ病室へ。確か15:30くらい。ストレッチャーからベッドに移されてすぐ足に血栓防止のポンプをつけられる。背中の麻酔はいつの間にか痛み止めボトルになっていてボタンを押すと痛み止めが流れると説明された。とてつもなく寒さを感じていたため、電気毛布をかけてもらった。子を連れてきてもらって写真をとってもらうなどしたが、眠気と寒気でそれどころではなかった。1時間ほどしてから旦那は帰宅したようだ。
寝てるんだか起きてるんだか分からないような状態のまま時間がたち20:00頃に主治医(執刀医)がきて、疑っていた臍の緒の長さに問題はなく、骨盤の浅さが原因だったと聞かされた。骨盤が浅いことにより胎児が下りることがなかったようだ。他にも原因はあるかもしれないが気にしていない。無事に産まれればなんでもよかった。
21時頃からだんだんと麻酔が切れてきて足の先から動くようになってきた。動くことで治りが早くなると聞いていたのでとにかく動かせる部位を動かした。痛みが増せばボタンを押して痛み止めを流し、深夜に座薬を入れてもらった。この時はまだ痛みよりも術後の高熱による辛さと動くことが出来ないストレスの方が上だった。
日付が変わる頃にやっと少しだけ眠ることが出来た。起きた時にめちゃくちゃ体が痛かった。傷というよりかは、ずっと同じ体勢だったことによる痛み。パルスオキシメーターをつけたままにしていたので人指し指も限界だったので、体勢の変更と、パルスオキシメーターの位置の変更をしてもらった。
6:00頃、心電図、パルスオキシメーター、血圧測定ベルト、血栓防止ポンプが外されて少しだけ楽になった。
8:15 飲み物OKとなる。
12:00 昼食はおかゆとおかずもあった。病院によってはおもゆだけなので、わりとちゃんとしたご飯を食べることができてよかった。
出産した病院では手術後に少し赤ちゃんと写真を撮ったりする時間があるだけでその後は翌朝まで会うことはない。帝王切開翌日は助産師さんが授乳時間になったら連れてきてくれて、ミルクを足すことやおむつ替えは全て助産師さんがしてくれる。
2日目は9:00〜19:00まで母子同室で夜間は預けることができた。傷口が痛いので助かる。夕方にはシャワーを浴びた。
3日目からは完全母子同室となった。術後の経過は良好だったため予定通り7日目に退院することができた。