見出し画像

【大学生ヨーロッパ1人旅】共産主義の父マルクスと対面。ヨーロッパ旅11日目。

プラハは想像の何倍も素晴らしい街だった!なぜみんな行かない?!

 今日は1日プラハ市内を観光する。チェコのプラハについて知っていることはビールがおいしいこと・歴史的建築物が沢山残っていること。それくらい。ここを訪れた多くの人がおすすめしているため、そこまで予備知識はなかったが行ってみようと思った。「百聞は一見に如かず。」

ヨーロッパ各国はその地理から複雑な歴史を持っている。昔と今のヨーロッパの姿は大きく違う。(勢力図や国境など)
 チェコもその1つである。チェコの歴史についてChatGTPにまとめてもらった。

共産主義時代(1948~1989年)

  • 1948年:チェコスロバキア共産党がクーデターを起こし、ソ連型の社会主義政権を樹立

  • 1968年:プラハの春(改革運動)が発生し、民主化の動きが広がるが、ソ連が軍事介入して鎮圧

  • 1989年:ビロード革命により共産党政権が崩壊し、民主化へ

④ チェコとスロバキアの分離(ビロード離婚)

  • 1993年:チェコスロバキアが平和的に分離し、チェコ共和国スロバキア共和国が誕生

  • プラハは新たに誕生したチェコ共和国の首都となる


現在のプラハ

現在、プラハはヨーロッパ有数の観光都市であり、歴史的な建築が多く残る街です。また、EU加盟後は経済発展が進み、IT産業やスタートアップ企業も増加しています。

プラハも旧ソ連に影響を受けた元社会主義国家であった。
 こんな予備知識を基に街へ繰り出す。

北朝鮮。。。?
電線がない。

 朝はものすごく寒かった。道は石畳ですごくきれい。だけど歩いていると足が疲れてくる。

 まずは共産主義博物館へ。チケットは現地でも買えるが、私はKlookで事前に購入。2500円くらい。

共産主義の父マルクスがお出迎え。

 元社会主義国家の視点から共産・社会主義を見ていて非常に興味深い。社会主義だったからこそその闇の部分が良くわかるのだろう。と思った。沢山の学生がいて、先生が話しながら回っているようだった。そこまで広くはないが、面白くて見入ってしまった。ベルリンの壁や東西冷戦、オリンピックでのドーピング(社会主義国家の威信を示すため、国家ぐるみで選手にドーピングを使用。ある意味スポーツや選手を国の道具として使った。)など。興味深い内容だった。

 個人的には、中国もそうだが、なぜ共産主義・社会主義を取り入れるのか?受け入れるのか?私にはまったく理解できない。もちろん欧米や日本が取り入れている資本主義にも限界や問題はある。しかし、資本主義という仕組みが人類が考えられる、考えてきた最高のシステムではないかと思う。(ベストじゃないけどベターな考え方。)
※社会主義が嫌い、資本主義が好きなのではなく、俯瞰的に見ての意見。

 ソ連vsアメリカの冷戦は共産主義vs資本主義っていうよりも、その考え方を武器・道具にした国同士の覇権争いであるように感じた。なぜ我々は憎しみ合うのか?憎しみ合わなければいけないのか?そこには私が理解できる範囲を超えた何かがあるように感じた。

 その後、お昼を食べる。せっかくチェコにいるので昼からビールを飲む。一緒にカツレツを注文。ひき肉で出来たとんかつ?みたいな感じ。日本では見たことのない料理でおいしかった。

 友人と合流する前に少し時間があったのでチェコのスイーツを食べた。名前をトゥルデルニークと言い、チェコの代表的な伝統菓子。棒に巻きつけた生地を焼き、砂糖やナッツでコーティングしてある。おいしいけど、大きいし、ひたすらに甘かった。1000円弱くらいで購入。

 友人と合流。プラハ城へ。ここは少し高台になっており、街が一望できる。プラハは百塔の街と言われており、その名前の通り沢山の塔が見えた。旧市街付近からの眺めだったが、新市街も見えた。新市街には沢山ビルが立ち並んでいる。

 ヨーロッパと日本の大きな違いとして、街並みが挙げられる。ヨーロッパでは昔の建築物を大切に保護し、景観を守っている印象がある。旧市街・新市街と分ける事も昔の景観を保つ1つの方法だと思う。それに比べて日本では昔の建築物をそこまで大切にしていないのかなと思う。田舎の一部を除いて昔の建築物はほぼ残っていない。(東京で平屋で木造の建物を見たことはない。)東京では「再開発」という言葉が多く聞こえるようにひたすら新しい物ばかり作っている。だから伝統と開発が混ざった不調和な景観であるように感じる。(それが珍しくて海外からは多くの人が来るんだと思うけど。)私は昔の景観を守ることに重きを置いた方が良いのかなと思った。

 プラハ城に入る。日本の城とは違う雰囲気。重そうな装備を持った兵士や兵隊がいそう。日本の城よりも重厚感があり、日本の「柔」というイメージに対してヨーロッパは「剛」のイメージ。

 少し歩いてまた一風変わった建築物を見た。大きく湾曲していてすごいと思ったけど、原宿とかにもそんな建物がある気がして、そこまでの衝撃ではなかった。

 歩いていると、街はすっかり夜になった。ご飯を食べに行く。


もちろんビールを注文。今回のビールのお供は甘めのシチュー。これも激うまだった。隣に韓国人の女性が座っていて、店員が少し韓国語を話していた。ヨーロッパに来てから感じたのは日本人・日本の存在感が低いこと。中国語や韓国語を見る機会の方が多い。日本人って貧乏になったんだな。。。と感じ、少し寂しかった。

 友人とはここでお別れ。彼はロンドンに住んでいるからロンドンに帰る。私も一緒に駅へ。明日ウィーンに向かうチケットが欲しかったからデスク聞いたところ、800czkくらい高かったため、一回保留。その後しっかり調べてインターネットで購入。1400czkくらい。

※プラハ→ウィーンはネットで買えるが、値段の変動が激しいので安いと思っていて再度確認したら値上がりしているなんてこともざらにある。私の場合、最初に見た時は890czkくらいだった。

 下のリンクから購入。(チェコ国鉄)

 詳しい買い方は以下の情報を参照してほしい。

 旧市庁舎前には人だかりができていた。警察もいて何かありそうだったけど、1時間後くらいにもう一度行くと人だかりは消えていた。何の集まりだったかは分からなかった。

 明日は音楽の街ウィーンへ。

 今日もこの辺で、rio


いいなと思ったら応援しよう!