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近くて遠い国・韓国

 こんにちは。rioです。やっと涼しくなってきました。暑さが戻らないことを祈ります。風鈴の鈴の音を聴いたり、アイスを食べていたりしていた前の夏が恋しいです。最近の夏は暑すぎてそんな余裕ないですから。(笑)
 暑い日がまだしばらく続きますが、お体ご自愛下さい。

 さて、今日は一人旅の後に行った、韓国旅の振り返りを行っていきたいと思います。

渡韓前の印象。

 実は初めての韓国。私はずっと野球をやっており、韓国の印象の大半は野球から来ている。そのため、あまりいい印象はない。試合後にマウンドに国旗を埋めたり、盗塁後に野手のグローブを踏んだり。もちろん、全員がそういう人じゃないのは分かっている。けど、そういう人がいるってことは事実な訳で、同じ教育を受けている人がいればそういう人が多くなるのも想像に難くない。そういった行為から人格的に優れているとは思えなかったし、歴史が好きで日韓関係について沢山調べた私は日本や日本人に対して嫌悪感も少なからずあるだろうと思っていた。だから行きたいとは思っていなかった。だけど、彼女が韓国出身だから、行く必要があると思ったのだ。相手に敬意を払う意味でも、相手の生い立ちを知る意味でも。だから今回の渡韓を決めた。


韓国の印象をざっと。

 まずはいつも同様、箇条書きで。

  • レストランでごはんを残すのが当たり前。

  • 箸やスプーンを直で机に置く。

  • どこでもキムチでてくる。

  • みんなフレンドリー。豪快さも感じる。おしとやか、控えめって言葉がない気がする。

  • みんな声大きい。

  • 味付けに癖がある。

  • カード払いが多い。

  • みんなせっかち。バスは席に着く前になんの前触れもなく出発。

  • 山が多い。

  • マンションが多く、一軒家は少ない。

  • 女性、みんなおしゃれ。

  • コスメ専用のお店多すぎ(笑)

  • コンビニ店員、暇なときケータイ当たり前。

 ざっと振り返るとこんな感じだ。

 仁川空港に着いたのだが、本当に大きかった。今まで行った空港の中で一番大きいかもしれない。成田や羽田よりも一回り大きかった。そして仁川広域市は思ったよりも栄えていた。ソウルに向かう車の中で見た。正直仁川は空港があるだけで成田みたいな感じだと思っていた。また、この後感じるが、韓国は全体的に私が考えていたよりも発展していた。正直甘く見ていたよ韓国。すみませんでした。(笑)
 日本から一番近い国だけど、国民性?人の感じは全く違う。「自分が自分が」の人が多くて、人の目を気にしない人が多いように感じた。なんでそう思ったか?を説明するのは難しいので実際に訪れてほしい。どこでも構わず大きな声で話しているところとか、かな?

 街は先述したように発展していた。けど、日本よりもアメリカの影響を強く感じた。本当のところは分からないけど、自国が発展したくて発展した(内側からの欲望)ってより、外からの、外部勢力からの圧力によって発展せざるを得なかった。っていう印象を受けた。つまり、豊かになるために発展しようってよりも、他の国に負けないように、追い付くために発展しようって気がした。その結果、効率化された、あるいは西洋の文化を受けた建物が多く、少しつまらなく感じた。効率化されたとは、均一で同じようなマンションやビルが多く立ち並んでいたという意味である。日本にも多くのビルがあるけど、一つ一つが違う表情であることに気付く。。韓国ならではのユニークな建物が少なかったのが少し残念だった。もちろん、日本も戦後そのようにして発展した国の1つだけど、日本よりもその気を感じた。

 そして、みんな「急ぐ」文化がすごい。みんな急いでいる。バスでは座る前に何も言わず発車するし、タクシーでも早く乗れと急かしてくる。この理由を彼女に聞いてみたところ、「韓国は短い時間で急速に発展したから効率を求めがちなんじゃない?」と一言。彼女はその文化が嫌いだと言う。
 まあ、確かに「効率」や「合理的」という言葉が好きそうに見えた。

梨泰院

 また、韓国の国旗がソウルのいたるところで見られる。また、アメリカの国旗も見られた。東京では日本の国旗を見る事は少ない。おそらく大使館や領事館のみかなと思うけど、韓国では国旗がいたるところに見られ、アメリカの国旗も多く見られた。ここから自国の誇りを主張する雰囲気やアメリカの影響を強く感じた。多くの国旗を掲げることで大韓民国の国民としてのプライドを持たせる狙いがあるようにも感じた。


 また、AIrbnbに泊まったのだが、シャワールームとトイレが混同していてすごく困惑した。日本のユニットバスとも違う、韓国では割と主流らしくてすごく驚いた。衛生的だとは思わなかった。動画は取ったが、写真はなかったのでここではお見せできない。すみません。(笑)


 韓国女性のメイクやファッションが日本でも人気、有名だが、確かに彼らは非常にスタイリッシュでファッショナブルだった。かわいくて美しい人が多い。顔は日本人、韓国人見極めるのは難しいけど、(特に女性)服装でだいたい分かる。それくらいメイクやファッションに違いがみられた。

 韓国にも日本の原宿、新宿、渋谷みたいなところはあって、ショッピングが楽しめる。多くの人がこのショッピングを楽しみに行くのではないか?実際、結構楽しめた。同じアジア人で嗜好は似ているが、ちょっとした日本にはない違いが楽しめて面白かった。

韓国ではあいみょんが人気。
カンジャンシジャン近く。
漢江の夕焼け。

また、食べたものは

  • カンジャンケジャン

  • 韓国のパン。(ベーカリーで購入)

  • デジカルビ

  • マンドゥ(韓国の餃子)

  • サムギョプサル

  • ビビンバ 

  • サンナッチ(有名な動く生タコ)

  • チキン

  • トッポギ

  • タッカンマリ

こんな感じ。一通り韓国で有名なグルメは味わえたのではないかなと思う。おいしいものもあれば自分には合わないものも沢山あった。けど、一番の印象は、「韓国の料理は辛いのではなく、酸っぱい傾向にある。」ということ、また、沢山のレストランに行ったけど、結構みんな残すのが当たり前で少し驚いた。これは国関係なく、人によるのかもしれないけど、私は両親から「食べれる分だけ注文しなさい、出されたものは全部食べなさい。全部食べることが美味しかったという敬意に繋がるし、食材にも感謝が伝わるから。」と。でも韓国ではそうではなかった、もちろんこれは単に違う文化なだけであって、良い悪いはないけど、興味深かった。

お気に入りのタッカンマリ
ビビンバ

 初めて韓国に行ったけど、十分楽しめた。知らないこともたくさん知れた。また一つ階段を上った気がする。こうして自分をアップデートしたいし、沢山のことを知りたい。もちろん、こうして視野を広げた先に何かが待っていると信じたい、何かに役立てたいと思っているけど、それでは旅は楽しめない。その考えだとずっと旅が将来のための手段に過ぎないから。だから、そうではなくて、私は世界を自分の足で歩いて世界がどういうものか、知る。知ることそのものが主の目的だ。これからも自分の五感を使って沢山のモノを経験したい。

今日もこの辺で。rio。




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