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なぜ手術を受けることにしたのかーー初入院・初手術の記

 私が受けた手術は、手術の同意書には「腹腔鏡下子宮全摘術+両側卵管切除(残した卵管が癒着したりして、癌化することもあるのが分かってきて最近は取る方向とのこと)」、診療明細には「腹腔鏡下膣式子宮全摘術」と書かれてました。

 なので、卵巣(女性ホルモンに関係するのはこちら)は残っていて、排卵はある(だからPMSはある)けど、月経はない状態となります。

 この手術の話をすると、予想以上に、私も…という方がいらっしゃって、そうなんだ!と思いました(開腹の方も)。


 5、6年前から検診で子宮筋腫が指摘されていて、過多月経なのは、それが原因でしょうけれど、仕方ないよねと思っていました。
 ですが、昨年になって、ギリギリ持ちこたえていたヘモグロビンの値が貧血ラインを下回ってしまい(サプリはずっと飲んでいたのですが)、ついに鉄剤が投与されました。
⁡ 健康優良児だったものでw、貧血=朝礼で倒れるというイメージしかなく、貧血でどういう状態になるのか分かっていませんでした。駅の階段登るときに息が切れるのは、コロナで家に籠っているから体力が落ちているんだなぁと思ってました😅 あとは、なんか疲れてやる気が出ない、頑張れない、だるいなども貧血が原因だったりするとのこと。

 それと、ギックリしていないのに、ギックリ腰のようになって、自力で立ちあがれないような状態がしばらく続きました。(旦那さんに後ろから持ち上げて立たせてもらったり、家の中でも杖を手放せず💦)

 これはちょっとマズいですよね…。
そこで、思い当たったのは、婦人科だったので、診察の予約をしました。そこで、MRIを撮ったら、子宮腺筋症もありますと!

 子宮筋腫の治療として、ミレーナが良いかもと最初言われていたので、そのつもりで検査結果を聞きに行ったのですが、筋腫と腺筋症を併発していることや、年齢などを考慮して、今後くるであろう更年期障害へのホルモン療法を気兼ねなくやることができるように(子宮体がんのリスクが高まるとも言われている)、子宮全摘をお勧めしますと言われました(無ければ癌にならない!って乱暴な😆)。

 手術と言われてびっくりはしましたが、毎月予定の入れられない血まみれの1週間があって、そのうちの2日ぐらいは痛み等で寝込んでいることも多かったので、50歳にもなったことだし(閉経年齢の平均は50歳といわれている)、もう我慢しなくてもいいかなと手術を受けることにしました。

 閉経まで我慢して、手術は避けるという考え方もあるとは思いましたが、毎月規則正しく、貧血になるほどの出血量があるわけで、いつ終わるかわからないし、この状態であと何年も耐えるのは無理だ…と。

 予想外の子宮腺筋症だったので、検査の結果を聞いた後で調べたのですが、症状の中に“骨盤痛”というのがあって、思わず膝を打ちました。
そう、腰痛とはちょっと違うんですよ。

 手術は、その時点では、ある意味、身体に負担をかけることにはなりますが、長い目で見て、人生をすでに折り返した身としては、体調が悪くて自分のために使えない時間をいたずらに重ねていくのではなく、残された自分のための(家族のための)時間を有効活用するために前向きな選択をしたと考えています。

 子宮体がんの検査も一緒にしていて、そのリスクはないとのことだったので、緊急手術ではなく、仕事になるべく影響が出にくい夏休み時期を予定して、数ヶ月前から調整していたのですが、勤め人あるあるですが、直前になるとイレギュラーな仕事が発生して、入院当日(13時に入院窓口)の午前中も準備しながら、ちょっと仕事してました😂


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#女性疾患 については、思うことがあるので別で

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