歩けるものなんだ!ーー初入院・初手術の記:手術翌日(Day3)
5:30ごろに看護師さんがやってきて、定例の体温、血圧、血中酸素濃度を測るだけかと思いきや、いきなり採血。2度ほど失敗され、すごい内出血。結局、手の甲から採血していった…。
その後、ベッドのリクライニングを思いっきり上げられ、体を起こされる。ホットタオルを作ってくれて渡され、歯磨きセットとお水をとってくれて、テーブルに置いてくれた。
お水をいきなりたくさん飲むと気持ち悪くなったりするので、少しずつでと言われる。いくら点滴で水分を入れているといっても、絶飲食でもっとすごく喉が乾いて、水飲ませてくれ〜!となるかと思っていましたが、それは無かったのは、驚いたことの一つ。
思わず撮った写真が残ってますが、この後に悲劇がw
両方の手の甲に点滴の針が入っているので(この時点で、点滴されていたのは片方でしたが)、押し回すリステリンの蓋は開けれらなかった!
この時点で、まだ6:00頃。朝食の8:00までの間どうすれば?と思っていたら、歯磨きセットを片付けに看護師さんがきてくれたので、化粧ポーチを取ってもらって(まだベット上安静)、持ってきていたシートマスクで、ローションパックしましたよ。
手術当日は、絶飲食だったので、スタート食とのことで、五分粥。
すごくお腹が空いているという感覚も無かったですが、腸を動かすことも大切だしと、完食。
食べ終わったところで、婦人科の研修医さんたちの回診と、続けて、麻酔科の方々が、気持ち悪くなったりしていないかなどを聞きにくる。
10:00ごろ、看護師さんが血栓を予防するためのふくらはぎをマッサージする機械を外して、膀胱留置カテーテルを抜いてくれて(この後は、毎回尿量を測れとのこと)、ホットタオルを用意してくれたので、そちらで体を拭いて、点滴はまだ付いているので、袖を通すのを手伝ってもらったりしながら手術着から自分のパジャマに着替える。
使っていない方の点滴の針も外してもらった。1段階進んでちょっとホッとする。
そして、そのまま、点滴をひきづりながら、廊下を歩かされる。
1周目は付き添ってくれて、あとの9周は自力でと。一気に歩く必要はないけど、今日のうちに計10周歩いてくださいと言われました。
もちろん、これは手術の計画書にも書いてあって、癒着を防ぐためというのも分かっていましたが、手術翌日に歩くのって大丈夫なの?って思ってました。でも、かなりゆっくりだったと思いますが、意外と歩けました。人間ってすごいなとなんだか感心してしまいました。
そうこうしているうちに、昼食。引き続いて五分粥。
缶詰の桃、久しぶりに食べた。
13:30ごろ、旦那さんが面会にくる。
今日は、病棟内フリー(そのフロアのみ)とのことで、面会スペースまで一緒に行ってみたりする。
早朝の血液検査の結果を研修医さんが持って来て、特に問題はないとのこと。その後、主治医が様子見にきた。
15:00ごろ旦那さんが帰って、その後、特にすることもないので、本を読んだりして過ごす。もっと常時痛くてしょうがないという状態が続くかなと予想していたけれど、じっとしていれば、ジトーっと痛い感じはあっても意外と大丈夫なものなんだなぁと。昨日は、あれだけ痛かったのに。
18:00ごろ夕食。五分粥から全粥に昇格。
20:00ごろ最後の点滴が終わり、針も外してもらって自由になる。点滴棒の扱いに慣れてきたところで、終了。
22:00ごろ就寝。