主要なインディケーター

これらのほとんどは過去の株価、時には取引高を一定の法則で計算されたものであります。多分もっとも多く使われているのはMACD.とRSIでしょう。ほかにもたくさんありますが、私が主に使っているのは、これらとVIX, AROONとVTXです。多くのインディケーターは同じようなものも多く、相関関係がだいぶ高いので、あまり多くのものを使ってもあまり意味がありません。かえって混乱を招くだけです。MACDとRSIは無料でいくつかのウェッブサイトにあります。日本のサイトではYahoo Finance そこの株価チャート、それについているテクニカル分析用多機能チャート が便利です。これらのインディケーターもパラメーターとして期間の長さがあります。詳しいことは徐々に話していきます。

これらのインディケーターは株価と一緒に示していきますが、株価をとてもうまくフォローしているように見えます。ただじっくり見ると突然方向を変えたりして実際使ってみると難しいです。移動平均値もそうですが、短期のものより長期のもののほうが信頼性が高いです。いくつかのインディケーター、同じものでも期間が違うものなどの間で食い違いが起こることがよくあります。そのようなときどうするかはそれぞれのインディケーターの特徴を把握しとかなければなりません。いかに私なりに把握した特徴を述べますが、やはり自分で経験しなければならないでしょう。

使われているインディケーターの多くはMACD,RSIを含めモーメンタム、すなわち株価の動きの慣性を測るものです。ファンドマネージャーのところでも書きましたが、一旦ある株が動き始めると、同じ方向にしばらくは行くという前提が成り立つ時これらのインディケーターはパワフルです。。

私の投資法とはこれらのインディケーターと後で述べるチャート分析を絡めたものです。下に私の投資法(システムと呼びましょう。)を簡単に説明しますが、投資法は、それぞれ個人の投資スタイル、資金の大きさなどによって当然違ってきますので、自分のシステムをそれぞれが編み出していかなければなりません。また毎日のように新しいデータが入ってくるので、それらと照らし合わせ、改善すべきでしょう。私の経験ではシステムを変えるより、その使い方を変えるというのが主ですが。

では次からいくつかのインディケーターについて話していきます。