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現状分析 2020/5/31 これから強気相場?

今のマーケットは 下がるようで下がらない、また相変わらずNASDAQは強いといえますね。ここのところの株価の動きを分析するのにはSP500などのマーケット全体の指数があまり意味を持たなくなってきています。これはセクターによって動きが相当異なり、例えば金曜(5/29/20)、DOWもSP500の終値は前日とあまり変わっていないのですが、NASDAQは120ポイント(1.29%)も上がっています。

また、テクニカルに重要なことが先週起こりました。SP500が200日移動平均値を越したのです。多くのファンドマネジャーはこの指標に注意を払っているので、大きな資金がマーケットに入ってくる可能性があります。

上の棒グラフは去年10月の終わりからの5月終わりまでのセクターごとの変動率ですがEnergyは30%、Financilas(金融)は17%下がっている一方、Technologyは21%、Communicationsは9%、Health Careは14%上がっています。

前の記事でも書きましたが、これらのセクター別のパーフォーマンスの違いはテレワーク、新しい薬への期待等からきているのでしょうが、問題はこれからどうなるかでしょう。私はこのセクター別のパーフォーマンスの違いは続くと思っています。ワクチンができるまで、多分今年いっぱい、はコロナと付き合っていかなければならなく、ICTの発展、医療の重要性と期待はそう簡単に止まらないと思います。

これらのセクターの個別の株のいくつかはすでにコロナショック前の値を取り戻し、上場来高値を付けています。前の記事でも書きましたが、これらのセクター別のパーフォーマンスの違いはテレワーク、新しい薬への期待等からきているのでしょうが、問題はこれからどうなるかでしょう。私はこのセクター別のパーフォーマンスの違いは続くと思っています。ワクチンができるまで、多分今年いっぱい、はコロナと付き合っていかなければならなく、ICTの発展、医療に重要性はそう簡単に止まらないと思います。

これらのセクターの個別の株のいくつかはすでにコロナショック前の値を取り戻し、上場来高値を付けています。下のチャートは過去5年間のCrown Castle Intl(CCI)の週足チャートですが、上場来高値を先週付けブレークアウトしています。この会社は5G の基地建設を行っている会社ですが、5G, コミュニケーションへの期待を示しています。

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Health Careもコロナ対応の薬に期待があり、特にBiotechnology 関連の株は強いです。下に示すのはRegeneron(REGN)の週足チャートですが、この株も先週5年以上にわたるボックス圏(Trading Range)から出て、ブレークアウトし、上場来高値を付けています。

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今のマーケットでは相当落ちたセクターや株が反発するのではないかという期待を持ちやすいですが、反発するのは空売りの買戻しが多く、短期で上がってもまた下落傾向に入る可能性が高いです。底値狙い(Bottom Fishing)はいつでも危ない戦法ですが、特に現在のように経済状況が非常に悪い時には危険です。しばらくは今まで上がってきた株を狙う方が安全だと思います。

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