最近の私の投資法:最近の好きなパターン 12/20/20
このところワクチンの開発、バイデン氏への期待、金融、財政の株フレンドリーな政策の継続などで世界の株式市場は上昇機運に乗っていますね。金利が低いので相変わらず好調な住宅関連株、地球温暖化防止で再生エネルギー関連株、デジタル化でのハイテク株などはいいですね。ちょっと気を付けなければならないのはオンラインでのショッピングや仕事がワクチンが出回ることによって元のスタイルに多少戻るのかかもしれません。例えば、2,3か月前まで急上昇していたズーム(ZM)が上昇をやめています。
マー、株を買うには6,9か月先を想像しなければならないので難しいのですが、今日は本題に入る前に少し一般論を話したいと思います。
前にも何回も書きましたが、私は基本的に株をするには確率論が重要だと思います。こんなことを言うとまた難しいことを言うと思われるかもしれませんが、思いついたのは麻雀です。私も高校、大学時代少し麻雀をやったのですが、確かにうまいやつと下手なやつはいます。インチキがない限り,麻雀の牌はランダムで配られるのですが長い目で見ておおきく勝っている人がいるのです。うまい人は確率を常に相当計算しながらやっているのです。彼らは少し負けることがあってもすぐ戻してきます。また彼らはその確率を計算するための何らかのシステムを身に着けています。確率に基づいたいつどのような手を打つかが頭の中に入っているのです。私は株式指標、個別の株価のチャートパターン、インディケータが形によってどれぐらい上がるまたは下がるかの確率を頭に入れています。それが株の売買の土台になります。そして重要なことはそのシステムを着実に実行していくことです。私の今のシステムでは勝つ確率はせいぜい70%ぐらいなのですが、成功、失敗したとき必ず分析し、間違いがあれば将来繰り返さないようにし、システム自身を改良していくのです。
現在私が好きなパターンは上のチャートにもある上場来高値を付け、抵抗線を破ってきたものです。上のチャートはSPDR のTechnology ETF、XLKの日足ですが(NASDAQとの相関は高いがハイテク株が中心のETF) まさにこれに当てはまります。私の読んだ本によれば、この場合3か月後上がっている確率は70%以上です。
現在のブルマーケットではこの様な形をした個別株はいくつかあります。下に示すのは情報セキュリティの大手Palo Alto Networks(PANW)の月足チャートです。これも上場来高値を付け、抵抗線をキレイに破っています。
もうひとつ。半導体のONでその月足チャートを下に示します。上のチャートと同じようですね。
これらの株はとても強く、短期ではふらふらするかもしれませんが、中長期では上がる確率がとても高いです。このような株をポートフォリオに入れておけばポートフォリオ全体が中長期で上がる確率は相当高くなります。特に現在のようなブルマーケットでは大きく上がる確率が高いでしょう。
ただこれらの株を持っていてもRSIやMACDなどのインディケータは見ていてください。突然予期しないことが時々起こりますから。
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