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セクター別パーフォーマンス 9/27/21

先週の月曜はまさに「魔の月曜」で派手に下げました。しかし今日(9/27/21)は比較的穏やかでしたね。ただ相変わらずセクターローテーションは激しいです。上の表はこの一週間のセクター別のパーフォーマンスを示すものですが、エネルギー、銀行、金融がよ上がり、Utilities, Real Estateが下がっています。この背景にあるのは金利でしょう。

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上の表はこの20日間の各セクターと10年物のTreasuryの金利との相関関係を示すものです。前の表とセクターの順位はほとんど同じです。すなわちなんてことはないこの1週間ばかり金利が上昇してきたので、セクター別パーフォーマンスはそれにつれて動いていたわけです。いよいよフェッドがテーパリングを始め、年末にかけ金利は上昇機運に入る可能性が十分あると思われます。するとこの一週間のセクター別の動きは続く可能性が高いと思われます。

8月7日に「今度のローテーションは金融か? 8/7/21」で金融株が今後上がる可能性が高いと書きましたが、その確率がより高くなったといえるかもしれません。特に注意しなければならないのは今まで比較的順調に動いていたハイテク関連株がどれだけ金利上昇に耐えられるかでしょう。また保険医療(Health)セクターはこのところ下げ気味です。このセクターが悪いとは思わないのですが、一応Conservativeなセクターとみられていて、同じConservativeなUtilitiesやREITなどと同調して落ちている感じです。

季節的にはやっと落ちることが顕著な9月も終わりに近いですが、サンタラリー(統計的には10月中旬から12月中旬ごろまで)もセクターにより動きが相当異なる可能性を考慮した方がいいでしょう。

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