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最近の私の投資法:株の売り方 11/21/20

先週は初めのうちはよかったのですが、その後だらだらと下落しましたね。コロナの蔓延とワクチンの戦いのように見えます。うまくいけば、来年の春にはワクチンが大量に出回る可能性があるので株価も上向きになってくる可能性が高いように思われます。でもしばらくはガタガタするかもしれません。

さて、今回は私の株の売り方を紹介しようと思います。多くの人にとって株は買うより売る方がずっと難しいでしょう。上がっていればもっと上がるだろうと思い、下がっていれば「こんなはずではない。これはいい株なんだ、すぐにでも上がるはずだ。」と思い、どっちにしてもなかなか売れないことが多いのでは。私も2,3年前までは売るのが苦手でした。しかし、数年前私の投資成績を調べたところ、損した分が大きく、これを何とかして小さくすれば成績は全く違ったものになるということをつくづく感じました。

そこでうまく売る方法はないかを探求してみて、以下のことをすることにしました。①思い込みを排除する。いい株とは上がっている株でその逆も言える。②経験から言ってインディケーターは私の感などよりずっと当たる確率が高いのでこれらをより重視する。③上がっている株も下がっている株もその時点でのインディケーター、チャートパターンを見てどれが魅力的な株かを判断する。

ほとんど株を売るのに躊躇が無くなったのは③をしっかりやってからです。これをするにはあらかじめテクニカル的にいい株のリストを作っておきます。ポートフォリオの中であまり上がっていない、または下がっている株のテクニカルをこのリストの株と比べます。リストの中にテクニカルがその時点で所有している株よりいいものがあれば、入れ替えます。この方法だとポートフォリオが改善したんだという安心感があります。

私がテクニカル的に悪いかどうかを判断する基準は主に移動平均値、RSI、MACDです。

上に示すチャートは私が最近売ったPublic Storage (PSA)の日足チャートです。同じ時期のMACD (12,26,9)とRSI(14)を下に示しますが、両者とも10月の半ばから落ち始めています。もう少し具体的にはMACDのヒストグラムが負になるなり、RSIがその10日移動平均値を下に切った時点で私は売ります。PSAの場合まだ移動平均値は妥当な値を示しているので、また上がる可能性はありますが、他の株でMACDもRSIもよりいい形をしているのがあったので、入れ替えました。PSAもまたMACDとRSIが改善したなら、また買う機会があるかもしれません。

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売買の目安に多くの人が使っているのは移動平均値で、株価が50日移動平均値を切ったら、また20日が50日を切ったら、20日が200日を切ったら売るという方法を使っている人は多くいます。

ちょっと困る事態はテクニカル的に短期と中期が矛盾する場合です。テクニカル的に週足はいいが、日足が悪い場合が多々起こります。最近は株の売買手数料がただなり、非常に安くなっているので、私は一応売っておいて、日足がよくなったら、買い戻すという戦法を取っています。

また、個別株のテクニカルはよくてもNASDAQ やSP500 のテクニカルが悪くなった場合、個別株も大きく下落する場合があるので、この場合私は最近大きく上がった株をよく売ります。そうでなくともRSIが75以上、MACDが当該株の歴史的に見て相当高いところにある場合、売る準備をします。

また日足、週足、月足のチャートから見て、大きな抵抗線に届いたとき売る場合がよくあります。チャネルの上限は気を付けています。MACDやRSIが相当強ければ別ですが、株価は強い抵抗線のところで少なくともいったん休憩する確率が高いからです。

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