現状分析 2020/8/9 ローテーション
先週マーケットは比較的順調に上がってきて、NASDAQは私がターゲットにしていた11,000を達成しましたね。ただ金曜日には1%近く下落しました。これは主にソフトウェアの株がソフトのETFのIGVで見ると2%以上下落したのが原因です。前から言っているようにNASDAQは1,000ポイントぐらい上げては少し調整に入り少ししてまた上げに入るというような癖がこのところあるようなので、この辺で少なくとも調整に入る可能性があります。ただ少し気になるのは月足で見るとチャネルの上限に近いので、NASDAQは大きな調整に入るかもしれません。今まで順調に上がってきていたので利益確定があってもおかしくないですね。私も先週の終わりにはハイテック関連の株をだいぶ売りました。
NASDAQのソフト関連の株が危ないかもといいましたが、マーケット全体ではそれほど悪くないと思います。コロナでかえって業績が上がっている会社の株の多くは強いテクニカルを示しています。その中で私が今注目しているのはデリバリー・サービス、ネット販売と鉄道株です。これらはネット販売が繁盛している状況を反映しています。これらのセクター、個別株を見つけるにはいつものように上場来高値、年初来高値の株のリストを見れば簡単にできます。
上のチャートは日本の宅配便関連に当たるDelivery Servicesのセクター指標$DJUSAFの週足のチャートで主な株はUnited Parcel Services(UPS)とフェデックス(FDX)で前者は上場来高値、後者は年初来高値を最近つけています。
ネット販売で業績を伸ばしている会社の株は上場来高値なり年初来高値を付けていますが、私が注目しているのはHD, LOW, AMZN, PCARやBBYです。
先週の終わりに元気づいたのは鉄道株です。下に鉄道株の指標($DJUSRR)の週足チャートです。急激に上がっているのがわかります。特にUNP,KSU,CPが気に入っています。
上の記述からお分かりのように私の現在の戦法は上昇しているセクターから強い個別株を選んで買うことです。これらの株が上場来なり年初来高値を付けていて、RSI, MACDが上向きであれば、まだまだ上がる余地があると思われるからです。ブルの株でもチャート的にまたRSI,MACDがあがりすぎているのは売りに出ます。マー、このように強いセクター内で資金をぐるぐる回しています。ローテーションをうまくつかめば儲かりますが。
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