My life～生い立ち～母の事実を知ってから

色々と母の事で疑問に思うことばかりだけど、当時小学生だった私には難し過ぎて良く分からなかった。
母の過去を知った私は余りにも衝撃的だったから誰にも言えないし話せなかったし、父ともそう言う話は一切しなかった。
主人にもそんな話しはしていない。

父と母が離婚して私達兄妹は父に引き取られ、少しずついつもの生活に戻って来て
毎日、おばあちゃんが家事、炊事とやってくれた。父の姉達も時々ご飯を作りに来てくれたり掃除をしてくれたりとやってくれた。
学校の行事、授業参観や面談、なんかは伯母が全て母親代わりでやってくれた。

父と母が離婚してから１ヶ月くらい経った頃に母から電話が、かかってきた☎
その時の事は今でもハッキリ覚えていて
母は置いて行っちゃってごめんね…
元気にしてる？ちゃんとご飯食べてる？
と言ってたのを覚えてます。
母からの電話は2、3日置きに数回あったのを覚えてますが、毎日おばあちゃんが来てて、おばあちゃんの声も聞こえてたらしく、おばあちゃんが来てくれてるのを知った母は、恐れたのか逃げたのかは分かりませんが、それ以降母からの電話は一切ありませんでした。
時が経つにつれ、母の居ない生活にも慣れて来て、私は小学校を卒業し中学生になりました。
                               つづく..