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ドリンシアVS HNTヒーロー攻略法
どうも。ご無沙汰しております。りおです。
今回は最新弾The Hunted/混転の餌食で登場した3ヒーローとドリンシアが戦う場合どんな感じになるのかを紹介していきたいと思います。なお、本記事は初心者~中級者の方を対象にしています。ドリンシアの武器はDawnbladeです。
それでは早速まいりましょう。
VS シンドラ
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シンドラと戦う時は1~2ターン目での防御練習が必要です。ドリンシアは後手有利。シンドラはひたすら攻撃をしてきます。2回目3回目の攻撃にほぼ確実にFlick Knivesでクナイを当ててきます。これはシンドラの一発目の攻撃を防いでも2発目以降で機運の仮面/Mask of Momentum(MoM)を誘発させるためです。シンドラはMoMでどのカードを引いても強いので、序盤2ターンは手札と装備品をフル活用して防御に回して、MoMの誘発を防ぎます。先手の場合、よっぽどカウンターを乗せられる手札じゃない限りは次のターンに残したいカード以外を使ってターンを終了します。Sharpen Steel空打ちなど。これは相手にマリガンさせないためです。
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MoMの誘発を防いだら、こちらのターンに手札を全解放して攻撃します。実にシンプル。シンドラは攻撃したいので基本攻撃はすべて通してくれます。もちろんGlistening Steelbladeも!Twinning Bladeがあれば最高ですね。
人によりますがシンドラ側がディフェンスリアクション(DR)を採用してる型もありますが、あまり警戒する必要はありません。DRの枠を攻撃アクション(AA)にしたほうが火力が出ますからね。
注意したいシンドラのカード
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右はチェインリンク4以上でヒットしたらアーセナルを破壊する。
燃え滾る報復/Wrath of Retributionは竜系チェインリンクの数だけコストが下がり、攻撃したとき、ダガーのコストが1減って攻撃力が+1される強力カード。脚装備の竜鱗の飛行進路/Dragonscaler Flight Pathと合わせて6点飛んでくることも。Breaking Pointは単にチェインリンクが4以上あれば発動できますし、1コストなので脚装備の金魚草の登攀者/Snapdragon Scalersでもgo againを付与できます。序盤でこれらを使われると多少厄介ですが、先述の通りこちらの攻撃は基本的に防御されないのでたくさんカウンターを乗せて倒しにかかりましょう。終盤、ライフが一桁になる頃、シンドラがしびれを切らして装備品や手札を全ツッパしてくる場合もありますが、こちらも問題ありません。引き続き攻撃に専念しましょう。
VS ファング
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ドリンシアにとってファングは有利相手だと思っています。理由はどちらもアグロですが、ファングの防御値が低いためです。基本DRも採用されていないので気にすべきは装備品の硬さでしょうか。多くのファング使いはDynamoを採用しているので、Punctureが刺さりやすくなっています。
ドリンシア視点から見たやりづらいファングの構成は、AAがそこそこ入っているタイプです。これはOath of LoyaltyからAA3連撃で剣を振らないターンがあるので、ここでライフ差を付けられがちです。マークされたり忠義トークンを増やされたりします。
注意したいファングのカード
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右は0コストで+4バフ。防御値も3あり後半は読みづらい。
ファングの忠義が3つ貯まるまではできるだけライフを減らしておきたい。忠義が3つ揃うと巻き返しが始まるためです。序盤中盤は4点+4点もしくは4点+5点の攻撃が主。こちらはライフで受けてカウンターを乗せるようにしたい。ただし、一発目に忠誠の誓い/Oath of Loyaltyが出てくると更に4点なので手札や装備品と相談して止めるかどうかを決めましょう。できれば忠誠の誓いを打った際に皇威の兜/Kabuto of Imperial Authorityを併せて防御したいですね。
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稀ではありますが、ドラコニックに依存しない型も存在します。Blade RunnerやHit and Runを採用しているパターンです。これは長期戦を意図した構成で、DRも多く採用されています。私は困惑したまま負けました。
攻略法としては、カウンターを維持しながら序盤に装備を使ってライフ差を維持し続けることです。可能であれば2発目の攻撃に装備品を合わせたいです。理由は、1発目にARで忠義の宣誓/Pledge Fealtyや竜の牙/Tooth of the Dragonを使用されることがしばしばあるためです。ここで4点防御しても2点しかブロックできず、もったいないのです。通常は攻撃を通して問題ありませんが、ブロックするなら2発目に。ライフレースは熾烈になりますが、カウンターが複数載ってるこちら側が有利。go again付与のカードは余したら格納庫に置いておきましょう。
VS アラクニマリオネット
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正直辛いです。アサシンは毎度強化が入っているように感じます、気のせいでしょうか……。
私はサイドボードに引っかけ/Snag、嵐からの避難/Shelter from the Storm、Dauntlessを採用しています。この辺のサイドボードをすべて投入して戦っています。実はこのアラクニに関してはまだ研究不足で、Talisharでは5勝11敗で負け越しています。直接的なアラクニ対策ではないのですが、ドリンシアの人口が他のヒーローより少ないという点や、対策するほどのヒーローではないという点から、相手が甘えてくる可能性があります。そこを見逃さず攻撃に転じることができれば、勝ち筋は自然と見えてくるはずです。
私は普段先攻を選択しています。理由は同じくマリガンさせないため、アーセナルを先に埋めたいためです。
注意したいアラクニマリオネットのカード
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死の接吻/Kiss of DeathはAAでもあり短剣でもあります。防御値3のカードでブロックしたのち、タランチュラの毒素/Tarantula Toxinを使われるとAR単体で実質6点の価値を生み出すわけです。凶悪。
黒麗の標的/Mark of the Black Widowもヒーロー能力やFlick Knivesの効果と相まって非常に厄介です。もちろんARにも警戒しつつ手札と相談してブロックするかどうかを判断してみましょう。
16戦やった印象ですが、基本的にブロックしてきます。なのでRepriseがかなり発動させやすいです。私がよくやっていたのは、Singing SteelbladeからのProvoke。ヒットしないとわかったら相手のテンポを崩すために引っ張ってきたりします。意外とシナジーがよく、逆にProvokeからSinging SteelbladeでRepriseを発動させて2撃目に移ることもあります。
DRを採用している人は半々の印象。基本ダメージレースにはなりますが、苦悶の束縛/Bonds of Agonyや惹きつける予後/Persuasive Prognosisも当然入っているためSnagのサイドボード採用は必須なわけです。ただしタランチュラの毒素のせいで結局ヒットしてしまうことも……難しい。
対策としてはGlistening SteelbladeやTwinning Blade等の最強コンボを決めるために丁寧に防御しつつ攻撃をすることを意識しています。これが正解かどうかはまだわかりませんが、先述の通りドリンシアに詳しくない相手だった場合に通る可能性があるかもというなんとも対策と言えない結論になってしまいました。引き続き特訓を積みます。
HNTヒーローに刺さるドリンシアのカード
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上記3枚のうちGlistening SteelbladeとTwinning Bladeはシンドラとファングに刺さります。挑発/Provokeはアラクニをはじめとしたアサシンに有効です。それ以外でもブロックをちゃんとしてくるヒーローには刺さりますし、Repriseを誘発させてARに繋げることもできます。はじめは懐疑的だったこのカードもいまでは評価が上がってきています。
まとめ
以上最新弾で登場した3ヒーローの対策を独自の目線で解説してきました。新ヒーロー、特にシンドラは確実に増えてきているので、Talisharでデッキの中身を確認して、自分自身でカードを確認していくのが大切かなと思います。ドリンシアは不利相手が多いヒーローだと思っていますが、それと同時に非常に擦り甲斐のあるヒーローだとも思っています。これを読んだドリンシアプレイヤーは昨日よりきっと強くなっているはずです。多分!
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