
札幌のFaB事情その2
どうも、りおです。
先日の札幌事情の記事でFaBに対するモチベが戻ってきたため、熱の冷めないうちにその2を書くことにしました。
今回の記事では前回取り上げた内容の深堀と、北海道(札幌周辺)で、より一層プレイヤー数や取扱店舗数を増やすための取り組みについて考えていこうと思います。全国各地でFaBのプレイヤーは一定数いますが、北海道以外にも同様の課題に直面している地域があるので、取り組みの一助となれば幸いです。
2024年の札幌のFaB事情その2
前回の記事で、観測可能なプレイヤー数は40人程度と言いましたが、40人全員がアクティブプレイヤーではありません。年齢層は下は11歳、上は40代半ばですが、平均すると30代前半から半ばです。家庭を持つプレイヤーも多いですし、札幌から遠い地域に住んでいる方もいます。もちろん理由があってArmoryや交流会に参加できないのは仕方ないですが、興味があって参加したい潜在プレイヤーを見つけるかが当面の課題です。
これからお話するのは今まで取り組んできたことや、今後やりたいことについて記載していきます。
定期的なティーチングイベントの開催
その第一歩がティーチングイベントです。当たり前のことを言っていますが、地方勢には頻度を増やして開催するべきだと考えています。定期的な開催があれば、プレイヤーは参加するハードルが下がりますし、興味を持ってもらうきっかけになります。特に地方プレイヤーを増やすには既存プレイヤーが精力的に動く必要があると思っています。
ここで既存プレイヤーが動くのは、ルールを把握していること、店舗に依頼することのハードルの高さ等の理由があります。札幌にはFaBを取り扱っていない(もしくはパックだけ販売している)大きなカードショップが5~6店舗あります。以前、あるカードショップでティーチングイベントを開催したら参加者が0人だったことがあります。まさにオフ会0人状態です。私としては粘り強く定期的に開催してほしかったのですが、そこはお店として、売れるカードを強く推していきたいはず。その店でのArmoryイベントも頓挫しました。
今後の取り組みとしては、Armory開催店舗でティーチングイベントを再度開催してもらえるよう直訴していく予定です。
Armoryの参加者を増やす
ティーチングイベントを終え、興味を持ってもらえた方にはまずArmoryに参加してもらいたいと思っています。これには賛否があると思います。友人とティーチングイベントに参加して、身内で回すのも全然ありだと思います。が、ルール上の処理について、テキストの効果についての疑問は身内だけだと難しい部分があります。私が始めたときは、Faiを使用していて、チェインリンクがInstantの使用で切れる切れない問題で1時間くらい話し合ったことがあります。当時は調べることも容易ではありませんでしたから。
Armoryに参加してもらうことのメリットは、遊んで楽しい、こんなヒーローがいるんだ、こういうルールだったんだなどの、新たな発見や体験ができることです。もちろん勝てたらもっと楽しいですが、それは後述します。
札幌のArmory参加者は大体いつものメンバーです。しかし初参加の人にはみんな気さくに話しかけてくれますし、ルールも丁寧に説明してくれます。
確かに初めて参加するのは不安になることでしょう。でも一歩踏みだしたとき、FaBというゲームの面白さを再認識することでしょう。
参加者が増えることで得られる新規プレイヤーの恩恵
Armoryに参加して認識されるようになると、カードを集めるのが容易になります。トレードでも、不要なカードを譲ってもらえたりもします。いかんせん札幌近郊には取扱店舗が3店舗しかないですからね、慣れてきて勝ちたくなってきたらカードを集める必要があります。そこの問題をクリアするためにもArmory参加して仲間を増やしましょう。参加プロモも貰えてお得!
FaBの取扱店舗を増やす
一番の課題です。多くのカードショップのショーケースにはポケモン、遊戯王、ワンピ、ドラゴンボールetcといった国産TCGが並んでいます。仕方ない、人口が多くて売り上げに貢献しているカードが多いのは当然。取扱店舗を増やすための最低条件がFaBのプレイヤー人口を増やすことです。人口が増え、FaBのニーズが高まれば、お店もパックを仕入れてくれるはず。店舗側が現在どれほどFaBが盛り上がっているのか、ニーズがあるのかを把握できれば、パックの入荷を検討してくれるはず……。シングルの取り扱いまではいまは高望みしません。もっと人口を増やしてからチャンレンジします。
交流会の定期開催
前回の記事で、会議室を借りる大変さを書きましたが、来年からは本格的かつ積極的に会議室を借りて交流会を開催していきます。交流会のメリットは上記でも話しましたが、トレードやフリープレイ、ルールの確認や知り合いを増やすなどメリットが盛りだくさん。FaB沼に引き入れるために我々は全力で新規プレイヤーの皆さんをサポートします。
おわりに
つらつらと書きましたが、FaBが活発な地域の方からしたらあくびが出る内容だったかもしれません。札幌の事情と、来年に向けた新規プレイヤーの獲得のためにこれからも頑張ります。また、地方で活動している方のお話もお聞きしたいので、こういう取り組みをしているなどのお話があればコメントか私のX(@Rio_FaB_Jpn)までDMください。
次回はFaBを始めた2022年秋から2024年までを振り返った記事を書こうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。