海外移住②
前回海外移住に必要な費用、ビザ、語学力について簡単に紹介しました。今回は比較的永住権ビザの取得が簡単といわれている国をいくつか紹介します。
永住権
永住権とは、外国人が在留期間を制限されることなく滞在国に永住できる権利のことである。
国よって条件は異なるが、基本的にその国に数年間滞在(就労や留学など)することで、永住権を獲得できる。
また、その国で土地を購入したり、企業するのも1つの手である。
いずれにせよお金と時間がかかることは間違いない。
しかし、例外が1つだけ存在する。それはその国の国籍を持つ人と結婚すること。結婚すると配偶者ビザというのが発行できるようになり、それを使って一定期間滞在することによって永住権を取得することも可能。
近年永住権が比較的取得しやすい国として挙げられているのが、タイ、フィリピン、マレーシアなどの東南アジアやドバイ、マルタなどである。
永住権を取得する方法はいくつかあるが、今回はそのなかでも簡単なものを紹介したい。
タイ
タイの永住権は4種類のノンイミグラントビザ(就労ビザ、家族ビザ、専門家ビザ、投資ビザ)のいずれかを連続して3年間保持することによって取得することができる。
上記の4種類のビザのいずれかを3年連続で保持すると、その後日本円約30,000円で永住権の申請が可能。申請すると面接を得て永住権が取得できる。
フィリピン
フィリピンもタイと同じく様々な種類のビザが存在するが、今回はAPECO特別永住権プログラム(APRV :The APECO Permanent Resident VISA)を紹介したい。
このビザを紹介する理由は年齢制限がないことと、連続4日の滞在期間で取得可能なとこです。
連続4日の滞在なので実質旅行で4日間滞在しただけでも取得できてしまうのがこのビザの凄いところ。
さらに通常長期滞在ビザを維持するには現地住所が必要だが、APRVは現地の住居を確保する必要がない。更新期間も5年に1度となっている。
とはいえやはりただで手に入るものではなく、APRVビザ取得申請を行うための条件はかなり低いものの、発行するにはAPECOの経済振興プログラムへの出資(2万USドル)と新規登録手数料として150万円の約450万円ほどかかる。
今回は海外移住フィリピンとタイの永住権の取得方法を簡単に紹介させて貰いました。
次回も今回の続き比較的永住権ビザの取得が簡単といわれている国についてお届けします。
最後までご高覧いただきましてありがとうございました。
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