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ワーキングホリデー⑬(ウルグアイ、ラトビア)

「海外に住みたい」「英語を勉強したい」「海外で働きたい」という夢を全て叶えることができる理想の制度がワーキングホリデー。前回の続きワーキングホリデー協定を結んでいる各国の申請条件や期間、募集人数等細かく見ていきたい。

今回紹介するのは2023年にワーキングホリデー提携国として新しく加わった南米ウルグアイとバルト三国のひとつラトビア。今年度始まったばかりでビザ発券数や就労可能期間など正確な情報がないため、今回はウルグアイとラトビアの魅力についてお伝えする。


ウルグアイ

ウルグアイはチリに続きラテンアメリカで二番目に生活水準が安定している国といわれ、政治や労働の状態においては自由度の高さを保っている。南アメリカの南東部に位置しており、北東にはブラジルが、西にはアルゼンチンが位置している。

20世紀にウルグアイはスイスをモデルとした改革が行われ、南米では唯一となる福祉国家になっている。
政治体制は立憲共和制をとっており、大統領が国家元首でもある。「教育」,「治安」,「住居」及び「インフラ」を今政権中の主要課題として位置づけ,精力的な政権運営を実施していて、農業,技術振興(農業・工業等),再生可能エネルギー投資,観光等の分野にも力を入れている。
南米では比較的治安の良いウルグアイだが、日本人はスリやひったくりなどに狙われやすいので十分に注意が必要。
首都であるモンテビデオは、人口が多く犯罪件数も多い。

通貨は「ウルグアイ・ペソ」で、時差は日本と12時間異なる。
気候は温暖湿潤気候に属し、日本に似た過ごしやすい気温のことが多く、首都であるモンテビデオでは一年を通じて穏やかな気候が続いて過ごしやすい。

ラトビア

ラトビアはヨーロッパの北東部に位置し、北はエストニア、南はリトアニアに接するバルト三国の真ん中にある国であり、ロシアやベラルーシとも国境を接している。
国土面積は日本の6分の1程度で、首都であるリガの街は世界遺産に登録され「バトル海の真珠」と言われている。

ラトビアはさまざまな国から支配を受けた歴史を持つため多様な文化を有していて、かつ人の手が加わっていない自然風景があちこちに見られるため美しい癒しの場が沢山存在する。
特に有名な「聖ペテロ協会」や「リーヴ広場」のような個性的な建造物に加えて、おしゃれなカフェやレストラン雑貨屋も多くあり、華やかな雰囲気を感じることが出来る。

バルト三国は演劇が盛んで、ラトビア市民たちにはオペラやバレエがとても身近な存在になっていて、旧市街のすぐ傍にあるラトビア国立オペラ座では、オペラやバレエ、ミュージカルなどが年間約200公演も開催されている。

特にリガのバレエはレベルが高く世界中からバレエ観賞に来る方が沢山いると言われており、オペラやバレエが好きな方は本場の公演を堪能できると思う。

リガ新市街には、19世紀後半にヨーロッパ中心に広がったアールヌーヴォー建築が数多く残っています。

近代的なものと歴史を感じる建物が混在していて、バラエティ豊かな街並みは多くの建築に関わる方々を惹きつけている。

特に花や動物、女性をモチーフにした独特な彫刻が特徴的だと言われていて、建築好きな方にとってラトビアはとても魅力に溢れている。

今回は、2023年より新しく提携国に加わった南米ウルグアイとバルト三国のひとつラトビア2ヵ国の魅力についてお届けした。
次回ワーキングホリデーシリーズ最後のイタリアとフィンランドをお届けする。


最後までご高覧いただきましてありがとうございました。

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