入管行政に抗議する法務省前抗議 - 2019年3月18日(月)/東京都千代田区
2019年3月18日(月)、東京都千代田区(法務省前)で行なわれた「怒りの可視化」主催『入管行政に抗議する法務省前抗議』の記録
(現場の雰囲気をそのまま伝えず撮りたいように撮っちゃうシリーズ)
【写真】
平日の夜、東京・霞ヶ関にある法務省の前に200人が集まり入管行政に抗議の声をあげた。東京入国管理局が体調不良を訴えた被収容者のクルド人男性に適切な医療を受けさせなかった先週の事案が今回の抗議の直接的なきっかけではあるが、法務省・入国管理局がこれまで行ってきた外国人への人権侵害に対する強い怒りが存在している。
今回この抗議を呼びかけた「怒りの可視化」のステートメントを以下に引用しておく。詳しくは以下をお読み頂きたい。
[ステートメント]
3月12日夜、品川にある東京入国管理局に不当に収容されているチョラク・メメットさんがひどい体調不良を訴えたのに、二回にわたって入管から救急搬送を拒否されるという事件が起きました(※)。入管は翌日になって、高まる非難をかわすかのように、ご本人を病院に連れて行きました。検査の結果脱水症状と診断されましたが、入院はおろか点滴すらされず施設に戻されました。到底許されることではありません。
※詳細→ https://togetter.com/li/1327732
このような事件は今回が初めてではなく、収容中の方が著しい体調不良を訴えたにもかかわらず、入管が放置した結果、適切な医療措置を講じられず亡くなるという痛ましい事件が複数回起きています。入国管理局長は昨年3月、「被収容者が体調不良を訴えた場合、速やかに医師の診察を受けさせるなど病状に応じた適切な措置を講じること、医療者不在の場合は安易に重篤な症状にはないと判断せず、躊躇なく救急車の出動を要請すること」とする再発防止のための指示を出していますが、今回はその指示すら守られませんでした。3月16日現在、メメットさんは未だに適切な医療を受けられずにいます。
入管に収容されている人は移動の自由を奪われている以上、その生命・健康には入管が全面的に責任を持たねばなりません。しかるにこれまで、入管では体調不良の訴えが放置されることは日常茶飯事でした。2007年以降で13人もの方が入管収容中に亡くなっています。私たちはこのように、人の命を軽んじる、血も涙もない入管行政を長年放置・容認し続けている法務省に直接抗議を行う必要があると判断しました。来たる3月18日月曜日夜、人権無視の法務省を叱りに行きます。同じ志を持つ方のご参集を呼びかけます。
https://www.facebook.com/284607122176677/posts/341821879788534?sfns=mo
今回ここに載せた写真は、「現場の雰囲気をそのまま伝えず撮りたいように撮っちゃうシリーズ」と位置付け、こういうアプローチもあっていいんじゃないかなと思い、最近は夜の抗議があるとこういうアートっぽい(?)写真を撮っている。(ストロボと低速シャッターを組み合わせれば誰でも撮れる。)
とはいえ、別にそんな大層なことなくて、こういう写真が好きで撮りたいから撮っているだけだったりする。好評でも不評でも、撮りたいのでこれからもこういう雰囲気の写真を撮っていこうと思っている。
何がきっかけで、興味を持つかわからないので、こういう写真があってもいいのではないかと。
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