川崎ヘイト街宣へのカウンター - 2019年8月14日(水)/神奈川県川崎市
2019年8月14日(水)、神奈川県川崎市川崎区(JR川崎駅東口)で行なわれた日本第一党の街宣に対するカウンターの記録
【動画】
2019.8.14川崎ヘイト街宣へのカウンター(5分)
【写真・文章】
日本第一党は「党」という体裁をとっているが、極右排外主義者の集まりで、ヘイトスピーチが違法となった今も公の場で差別行為を繰り返している。その活動は全国各地にわたるが、日本のどこでやろうともカウンターがやってくる。日本では既にヘイトスピーチ対策法(解消法)が施行されているが、川崎市内をはじめ日本各地でヘイトスピーチは後を絶たない。
2019年6月、川崎市はヘイトスピーチに刑事罰を科す条例素案を公表した。これが成立すれば全国初の罰則規定があるヘイトスピーチ禁止条例となる。いずれ薄ら笑いを浮かべるレイシストたちの顔から笑みが消える日がくるに違いない。
それでもヘイトスピーチが行われる以上、これからもカウンターは続くだろう。街宣をやっているすぐ目の前に行って声をあげることだけがヘイトスピーチに抗う方法ではなく、少し離れたところでチラシを配ったり周知活動を行なったり、あるいは行政等に要望を出したり、政治家にお願いしたり、無理なく自分にできる範囲で続けていくことが大事だ。
昨年(2018年)も、日本第一党は8月14日に川崎駅前で街宣を行なった。お盆だったので昨年は線香をあげてから川崎へ向かったのだが、今年はカウンターの後になってしまった。
炎天下の撮影で大汗をかいて下着までびしょびしょにしながら、10kg以上ある機材を担ぎ向かった。お盆くらいは仏に手を合わせることにしている。来年はカウンターがないお盆であってほしい。
KAWASAKI AGAINST RACISM
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