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武蔵小杉ヘイト街宣へのカウンター - 2021年7月11日(日)/神奈川県川崎市

2021年7月11日(日)、神奈川県川崎市中原区(武蔵小杉駅東口)で行なわれたヘイトスピーチ街宣に対する反対行動(カウンター)の記録

 排外主義政策を掲げる政治団体「日本第一党」の元党員が立ち上げたヘイトスピーチ団体「日の丸街宣倶楽部」が武蔵小杉駅前で街宣を行った。
 この団体は、罰則付き差別禁止条例が施行された川崎市を目の敵にしていて、これまで川崎駅東口で執拗に外国人排斥を訴えた街宣を繰り返してきた。今度は場所を告知せずにひっそりと武蔵小杉で街宣をしようとしたところ、差別を許さない市民に捕捉され罵声を浴びせられ逃げ帰った。

【動画】

2021.7.11武蔵小杉ヘイト街宣へのカウンター(4分8秒)

【写真】

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 東急東横線・武蔵小杉駅東口のバスロータリーの端、地下駐輪場入口の横にレイシストは陣取り、日の丸旭日旗を掲げた差別扇動街宣が行われた。


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 この日の街宣は、時間・場所を告げず「7月11日に川崎で街宣を行う」旨だけが告知されていたので、朝から大勢のカウンターが川崎市内のあちらこちらにスタンバイしていてレイシストを監視していた。川崎市では行政による反ヘイト条例と市民による抗議活動でレイシストの追い込みが続いている。
 また1週間後の7月18日にも、同団体は時間・場所を告げず川崎市内で街宣を行うそうだ。日付も言わなければもっとやりやすいはずだが、単なるヤケクソなのか、あるいは誰かにかまってほしいのかもしれない。


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 街宣の途中から雨が降り出しはじめ、レイシストが帰ったあと武蔵小杉一体はゲリラ豪雨みたいな土砂降りになった。取材にきていた新聞記者が「あいつらの街宣中に降ればよかったのに」と呟いた。
 アクセス抜群の立地で秘密の街宣を行ったためにカウンターがすぐに集まってきて逃げ帰ったレイシストは、ずぶ濡れを回避できたことをカウンターに感謝すべきであろう。


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 武蔵小杉駅と言えば、6路線が乗り入れていて300くらいの駅へ乗り換えなしで行けてしまうような場所だ。アクセスの良さもあって、駅周辺にはタワーマンションが乱立している。
 ここで街宣を行った面々は、直前まで六本木で行われていたデモに参加していたので、アクセスしやすくて人のにぎわいもある武蔵小杉を選んだのだろう。自分が行きやすい場所はまた相手も来やすい場所でもあり、結果カウンターはすぐに集まってきてしまいレイシストは囲まれることになった。


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 レイシストが活動を続ける以上、カウンターは徹底的に抗議し、差別主義者の居場所がないことを示し続けるだろう。


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