仲良くしようぜパレードin大阪 - 2013年7月14日(日)/大阪府大阪市
2013年7月14日(日)、大阪府大阪市で行なわれた人種差別反対パレード『OSAKA AGAINST RACISM 仲良くしようぜパレードin大阪』の記録
[動画+写真37枚+コースマップ]
あらゆる差別やレイシズムに反対するパレードが大阪市で行われ、参加者600名が中之島から御堂筋を通って難波までパレードした。
当時、「行動する保守」を自称する差別主義者によるヘイトスピーチ・デモが関西の路上でも頻繁に行われており、またそのような卑劣な差別デモに対して抗議を行うカウンター活動も活発化していた。そんな関西のカウンターの人々が、抗議とは別に明るく前向きな行動がしたいと考え、カウンターの延長としてこのパレードが生まれた。
【動画】
7.14仲良くしようぜパレードin大阪 - 2013.7.14 OSAKA AGAINST RACISM(16分23秒)
第一グループ:サウンドカー〜沖縄エイサー隊
第二グループ:ドラム隊〜朝鮮王朝楽隊
【写真】
大丸心斎橋店前に日の丸や旭日旗を持つ人々の姿があった。彼らはネトウヨとも呼ばれ、「帰国しようぜ」「嘘つきとは仲良くできない」などと書かれたプラカードを掲げていることからもわかる通り、普段ヘイトスピーチを繰り返し行っている連中である。今回は差別に反対する趣旨のパレードに対してカウンターをかけてきた。こんなことしてもデメリットしかないように思うが、この行動がネトウヨたる所以である。
警察がこの妨害勢力を押さえてくれていたが、パレード参加者の中にはヘイトスピーチに苦しめられているマイノリティもいた。もともと『仲良くしようぜパレード』はヘイトスピーチデモに抗議していた人々が発端で始めたパレードなので、参加者の何人かはカウンターに対してカウンターを行っていた。
このパレードの名称である「仲良くしようぜ」という言葉は、東京・新大久保で行われた差別デモに対して掲げられた象徴的なプラカードの文言がもとになっている。