コロナに乗じたヘイトをやめろ！4.19緊急アクション - 2020年4月19日（日）／東京都新宿区

2020年4月22日 22:48

2020年4月19日（日）、東京都新宿区で行なわれた「差別・排外主義に反対する連絡会」主催の『コロナに乗じたヘイトをやめろ！4.19緊急アクション』の記録

　コロナウイルスの感染拡大に乗じた中国系住民、飲食店などへの嫌がらせが多発し、ネット上ではヘイトをあおるデマの流布も激しくなってきている。この事態を重く受け止め、緊急事態宣言発令下ではあるが、反差別の緊急アクションが行われた。
　WHOが伝染病と特定地域を結びつけることに強く反対しているように、「武漢ウイルス」「チャイナウイルス」などの言葉を敢えて使うことは偏見や差別を助長することになる。今の状況を不安に思っているマイノリティも多いはずだ。
　パンデミックに乗じたヘイトはジェノサイドへと繋がる可能性もあり、十分に警戒をし、私たち一人一人が差別の芽を摘んでいく必要がある。もちろん平時も非常時もヘイトは決して許してはならない。非常事態宣言だろうといつであろうと声を上げ続けることが人としての務めだ。

　デモを行うに当たってソーシャルディスタンシングを保ち、参加者同士の接触がなされないように配慮して行進が行われていた。
　撮った写真や映像が暗く写っているが、街の灯りが普段より少ないためだ。賑わっていた新宿の街から嘘のように人やネオンが消えてしまった。まだ慣れていない街の姿ではあるが、ここ2〜3週間はこれがすっかり普通になってしまった。