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[外部院試]地方国立工学部→東京大学大学院工学研究科合格[2025年度入試]

初めまして!ユリイカと申します。

少し遅くなりましたが、この度地方国立の工学部の私が、2025年度東京大学大学院工学研究科応用化学専攻入試を受験して、無事合格をいただきましたので、初めてですがnoteに書いてみようと思います。


まず自己紹介もかねて、自分のスペックについては以下のようになります。

  • 地方国立工学部4年

  • TOEIC: 780

  • TOEFL iBT: 67

  • GPA: 2.72

今回、東京大学大学院工学研究科を受験したのは、自分のやりたい研究を行っている研究室が見つかったからです。また研究設備が、自分の在学している大学よりも圧倒的に充実していることも理由の一つです。

自分が受験した応用化学専攻の試験科目と配点は以下の通りです。

  • 化学 600点(物理化学・無機化学・有機化学から2問選択)

  • 英語 200点(TOEFL iBTスコア提出)

  • 口述試験 100点

試験勉強は3年生の3月ごろから開始しました。東京大学大学院はTOEICのスコアが使えない研究科が多く、代わりにTOEFLのスコアの提出を求める研究科がほとんどだとおもいます。工学研究科の自分の受験した応用化学専攻でもTOEFL iBTのスコア提出が必須でしたので、3月からTOEFL iBTの勉強を始めました。

実際にTOEFLの試験を受けたのは5月の初めで、その一回の受験で取ったスコアである67点で提出しました。これ以上は専門科目の勉強時間の確保ができなくなることと、英語の配点が200点であるため、これくらいのスコアがあればそこまで差がつかないと思ったためこのスコアで提出しました(TOEFL iBTの公式スコアは120点満点ですが、東大では200点満点中換算になる)。

これと同時期に研究室訪問も行いました。研究室訪問では、研究室の先輩方に過去問の解答例や、その他院試に関する情報を教えていただきました。ここで、東大内部生のTOEFLの平均スコアが70~80点だということも教えていただきました。

専門科目の勉強は6月初めから本格的に始めました。はじめは参考書を使って勉強していましたが、途中から教科書と過去問での勉強のほうが効率が良いことがわかりましたので急いでシフトチェンジしました。過去問は応用化学専攻のホームページで過去14年分公開されていましたので、何周も解きました。

口述試験の対策は、大学院志望動機や自分の研究内容について簡単に説明できるように練習したり、化学の基本的知識や機器の測定原理についても簡潔に説明できるようにしておきました。

試験は二日間に分けて行われ、一日目が口述試験、二日目が筆記試験でした。

口述試験は15分程度で行われ、おおむねスムーズに答えられましたが、一部、教授陣に何度も突っ込まれ、満足いく回答ができなかった場面がありました。しかし、手ごたえは悪いものではなく、8割くらいは点数としてとれたのではないかと思われます。

筆記試験では、物理化学と無機化学を選択して解きました。例年に比べて問題数も少なく、傾向もガラッと変わり易化したという印象でした。しかし、自分が簡単と感じた時点でほかの受験生にとってもそれは同じはずですので、油断せず完答を目指しました。結果、物理化学は完答、無機化学は最後の問題以外の9割程度を解答できました。

試験の結果といたしましては、タイトルにもある通り、合格でした。研究室も、第一志望の研究室に配属が決まりましたので、全受験者の中でも上位で合格できたのではないかと思います。


今回はこのくらいにしておきます。反響がありましたら、また詳しく書いていこうと思います。外部の大学院受験を考えている方々の参考に少しでもなったら幸いです。初めてのnoteで読みにくい点などあったかもしれませんが、最後まで閲覧いただきありがとうございました!




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