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スターフィールド通信#3
母親が専ら、ちいかわにハマっています。
遂にその存在を知ったらしく、ルームライトやぬいぐるみなどグッズ集めに日々注力しているようです。今やちいかわの勢いは凄まじいらしく、あちこちでちいかわ達がプリントされた飲食品、日用品があり、それがリビングに積もっていくのをただただ眺める日々であります。かくいう私も食わず嫌いはよくないとのことで、アニメを見始めたのですがなんだかよく分かりません。草むしりをするだけで日銭が稼げる平和な世界かと思いきや、ヘンテコな見た目のモンスターを討伐していたりと何かとパラレルなのです。その世界観を知ろうとすればするほど、深みにハマりうーんうーんと悩むそばに無邪気なあの笑顔たちが舞い込んでくる、いやはや恐ろしい作品ですな。
近況を語りましたが、実はそんなことを話している場合ではありません。
なんとセーブデータが消えました。消えたというのは少し違うので、正しく言い直すとXbox版からSteam版に移行した形となります。両者間でのセーブデータの共有はできない為、文字通り始めからのプレイとなります。冒頭にぐだぐだとちいかわの話ばかりしやがって、それ先に言えよと怒り心頭かと思いますが、同感です。アイムソーリー。
それに伴いこの日記も1からのスタートとなりますが、新たなる第2の人生もしっかり謳歌し、どっしり更新していくのでどうか安心していただたきたい。Steamに移行した理由としては、Xboxゲームパス版だと月額料金が発生するからです。お試しのゲームパスでプレイしていたのですが、これは年単位で遊ばなくてはならない作品だと即座に理解したため、お給金が入るのを待って買い切りに踏み切ったわけです。まあ、簡単に言えば金欠だったのです。
やはりゲームは買い切りに限りますな。
この所有感こそがゲームに没入感と責任感を与えてくれる、世界観に重きを置く筆者にとってこれは大変重要なことです。
ではそろそろ本編といきますか、ちいかわ、皆さんも見てくださいね。ワッ
さて、2度目のスタートなので冒頭のチュートリアルをサクッと片付け、向かった先はまだ知らない惑星。前世とは違った人生を歩みたい、ミーハーな好奇心に従い、降り立ったのは吹雪が舞い、雪が降り積もる極寒の地でした。秘密の拠点というメモを頼りにここまでたどり着いたのですが、どうやらここにはマンティスのお宝が眠っているようです。入口付近にスペーサー共が蔓延ってたのでここでほぼ間違いないでしょう、もれなく全員をブチ抜き、内部への潜入に成功しました。マンティスとは、悪事を働くスペーサーなどを懲らしめる謎のヒーローみたいです。ヒーローの私物を盗ると自分も悪になるのではと一瞬頭によぎりましたが、こんな所まで遠路はるばる来たのです。今更引き返すのも何ですし、心のまま宝の真相を確かめることにします。これ以上、宝の犠牲者を増やすのは心が痛むので。
中にいるスペーサーも片づけ、広場に出ると一人の男が。
このリヴィーという男は、自分はスペーサーの被害者だ、宝への道のりはさらに危険になるから自分の知識が役に立つ、と命乞いをしてきました。
サラさんは信用しない方がいいと念を押してきますが、私には単に気の弱い男に見えたので、この先の助けになるよう付いてこいと声を掛けることにします。
後にこの判断が間違いだったことに気づくのですが。
まず待ち受けていたのは、タレット部屋です。
奥におびただしい数のタレットが配置されており、出口はその方向にしかありません。そして細長い通路に配置されているのは、アルファベットが書かれたパネル。まるで意味が分かりません。リヴィーがくれるヒントも頓珍漢なので、この野郎〇してやろうかと思いましたが、ふと足元を見るとすでにパネルを踏んでしまっており、即座にタレットが起動してしまいました。
もう痛いのなんの、サラさんを置き去りに物陰に隠れるも、体力もミリで死ぬかと思いました。倒れてしまったサラさんに回復パックを打ちつつ、射撃を繰り返すこと数分、ようやくタレットの音が止みました。
それにしても、このベーオウルフというライフルはめちゃ強いですな。いつの間にかポーチに入っていたので、おそらくスペーサーの亡骸から拝借したものだと思いますが、単発式で威力は54。難易度ノーマルであれば、頭蓋骨を一撃で吹き飛ばせます。嬉しい事ではありますが、これまで使い分けていた武器の出番がすっかり無くなっていることに気づき、少し寂しい気持ちにもなりました。威力31のスナイパーライフルは今や積載量を圧迫するだけの置物と化しています。漬物石にすらなれないこのガラクタ、一体どうしてやろうかと考えながら進んでいると、これまた一段と広い部屋に着きました。そして奥にはなんと宇宙船らしきものが見えるではありませんか。
宝とは宇宙船だったのか、驚きと喜びに満ちていると、背後から下劣な笑い声が響いてきました。ここにきてリヴィーが裏切ったのです。扉をロックされ、部屋に閉じ込められる形となってしまいました。そして振り返ると巡回していた自立型四足歩行ロボットが、こちらを捕捉し襲い掛かってきたのです。レベルはなんと31。ふざけんな、こちとらまだレベル10やぞ、道理で回復パックの消費が増えるわけだ。悪態をつきながら銃撃戦を繰り広げます。あとリヴィーのヤツ、終わったら絶対〇してやる。
しかし、このロボットどこかで見たことあるなーと思ったらアレです。軍事用ロボットの動画を授業で見せられたことがあるのですが、まさしくソレと同じ外見をしていました。どこか犬のような可愛さすら感じる当ロボットですが、こうして実践投入され、しかもそれが自分の喉元に食らいついてくるとなると話は別です。ここから先は完全なる命のやり取りとなり、どちらが先にやるかやられるか時間との勝負でもあります。
何度か死に目にあいましたが、ここでも相棒ベーオウルフが役に立ちようやく最後の1匹が地に伏せました。合計3匹から物資を頂戴し、ついに宇宙船を手に入れることができたのです。
以前から使用している愛機フロンティアとマンティスの秘宝レイザーリーフ、これで所有する船は2機となりました。いずれ10機ほどで艦隊を組み、宇宙各地を自由に飛び回る暴走族ごっこでもしたいものです。軽く操縦してみた感じ、フロンティアよりスピードも火力も上なのでこれからの戦闘で大いに活躍してくれることでしょう、宇宙戦が楽しみになってきました。
それとマンティスの宇宙服も見つけました。レジェンダリー効果が付与された装備で強いのですが、いかんせん見た目がダサい。スクショを撮るのを忘れたので詳細は難しいんですが、宇宙人のようなカマキリのような、とにかくコレを着用した者はもれなくエイリアン、またはイカレカマキリと呼ばれるのは必至でしょう。防御面を鑑みてのこと、着用していますが以来サラさんからはどこか距離を感じることが増えました。気のせいだと思うことにします。
そして裏切り者のリヴィーなのですが、直接手を下すまでもなく気づいたら死んでいました。背後からロボットに襲われたのか、流れ弾に当たったのか、それともどさくさ紛れにサラさんがやったのか、真相は定かではありませんが何にせよざまあみろ、です。この正義の秘密基地マンティスにおいて裏切り、欺瞞は通用しません。そしてこれからも。2代目マンティスとなった筆者が次に向かった先は困っている民間人の元です。どうやらまたスペーサーの被害を受け、通信機を壊され仲間と分断されてしまったようです。私の生きる道が決まりました。新生マンティスとなり、この世界の平和を守ることです。なーにが正社員として真面目に暮らすだ、下らん、そんなものは前世に捨て置いた。これから始まるのは正義と革命の物語だ。ということで次回は困った人々を助けるアンパンマン回です。