ポケダンDXのプレイ日記

 引っ越しに伴う、ネット開通遅延のお知らせにただ天井を仰ぐ日々であります。ここ最近のオンゲ奉行っぷりが裏返り、何をして良いか全く分かりません。このままだと一日ベッドの廃人まっしぐらなので、せめてものスタンドアロンだ!、と引っ張り出したのがポケダン(Switchのやつ)でありました。ほんとは一日でも早く鳴潮がやりたいです、鑑心ちゃんに会いたい。そうして枕を濡らしつつ、目が覚めるとなんとヒノアラシになっちゃってました。

 はじめの質問でおくびょう認定を下され拳を振り上げたのですが、おくびょうなのは本当の勇気を知っているから等と諭され、そのまま頭をポリポリと掻きました、くんにちはヒノアラシです。納得はしていませんが、質問には正直でいたのでこれでよいのでしょう。大人の余裕ってやつです。リメイク元の赤の救助隊はプレイ済みで、はじめてのローグライクダンジョンというのもありメチャクチャ苦戦した記憶がありますが、人のいない世界線やストーリーが良く、クリアまでやってよかったなーというのが率直な感想です。当時は質問ガン無視でヒトカゲになれるまでリセットしていました。やっぱりリザードンなんですよね、男子はみな。次に相棒なんですがカラカラ♀に決めました。こどくポケモンを独りにしておくほど私は無慈悲ではないのでしっかりと側にいてやる、というのが主な理由です。あと初めて知ったのですが、性別に対応して語尾もそれらしくなるんですね。ちゃんとカラカラちゃんになってて萌えました。ポケモンをプレイする際は♂で揃える頭脳筋なので、快活少女な言動には沁み入りました、ほんと。

 なんやかんやでカラカラちゃんと救助隊をやる(!)ことになり、隊名を決めようと言われたので『ポケモンズ』と入力しました。なぜこの名前にしたのか、とかつての筆者《ヒトカゲ》に小一時間ほど問い詰めたいのですが、小学生男子の考えることですから、今となってはもう分かりません、諦めます。そして二匹してエイヤー、と拳を突き上げたところでタイトルコールが流れます。ここ、粋なんですよね。冒頭から少しして流れるタイトルから、密かに運命じみた始まりを予見し、それがとても粋なのです。

 さて、こうして救助隊『ポケモンズ』としての冒頭をつらつらと書き綴ったのですが、じつは現時点でストーリーは既にクリアしており、クリア後のダンジョンに潜入している真っ只中にあります。何せ勝手知ったる二度目のポケ生でありますから、それはここで書くほどの譚《はなし》ではないのです。レックウザ戦くらいです、つまづいたのは。ストーリーラストを飾る、天空の塔に棲まうドラゴンタイプで、まあ開幕から乱気流を操りこちらの位置をかき乱すのはよいのですが、その程度が一手一手を慈しむローグライクの根本を捻じ曲げる暴れっぷりで、相手に近付けないのです。そしてこちらが予想外にオロオロしている間《ま》に竜巻による全体攻撃であったり、仕舞いにゃこれまた風で今度は中央に集められ、そこに破壊光線を打ち込まれる始末。気づけば家の暖炉の前に寝そべっていました。頭にきたので、救助依頼もこなしつつレベルを上げることに。ひたすらゴロゴロしながら画面と向き合った結果、救助隊ランクがゴールドの上、プラチナになりレベルも二十あがりました。怪我の功名といいますか、この期間中猛烈に依頼をこなし感謝と賞賛を浴びる内にこの世界の住人と化していく実感が確かにありました。要はハマった、いうことです。寝ても覚めても救助のことばかり、この頃から我が家のSwitchは常に充電を強いられることになります。

 とまあ、そんなことはどうでもよくてレックウザ戦ですが、レベル上げもさることながら、有効なアイテム類(ふっかつ、バフ)を詰めるだけ持ち込むことで呆気ない勝利となりました。やはり頭脳と筋肉、総じて脳筋。脳筋は全てを解決する(違うか)。

 救助隊の受難はまだまだつづく…。

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