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年100冊の読書時間、どうやって確保してるの?
自分では、読書術と言えるほどでもないと思っていたけど、よく聞かれるのでまとめておく。
そもそも読書が苦手な人は、そういう習慣を作り始めるところが苦手なのであって、すでにできている人が、どういうサイクルで読んでいるかを知るのは役に立つと思う。ということで、参考までにどうぞ。
すべて読んでいるわけではない
そもそも、「年100冊読んでいる」と言うとよく誤解されるので最初に述べておくと、すべての本を、最初から最後まで全部読んでるわけではない。本にもよるが、全体の50~90%の要素を拾い読みして読んでいる。
どうしてかと言うと、一冊の本の中で本当に大事な要素は、1割~2割程度と言われていて、他は、本当に言いたいことを補佐するための情報であったり、すでに他の本で述べられていることだったりする。なので、これまでに読んだ本が多ければ多いほど(本に限らず知識を得れば得るほど)すでに知っている知識に出会う確率は高くなる。知っている内容を、また時間をかけて読み直す必要はない。そうは言っても私の場合は、表現の豊かさや言い回しなんかを楽しんでいるので、8割くらいは読んでいるのだが、この割合は読書家によっても様々だろう。
いずれにしてもここで言いたいのは、「全部読んでるわけではない」ということである。
本題
その上で、どう時間を確保しているのかという話だが、私は
①ながら読書
②がっつり読書
の2つに分けている。
「①ながら読書」は文字通り、生活の中で何かをしながら読書をするものだ。例えば、食事しながらとか(行儀悪いけど)、移動しながらとか。Kindle Unlimited では、「TTS (TEXT TO SPEECH)」 という読み上げ機能があるので、目を他のところに使っているときは耳だけで聞くようにしている。ただし、これにも欠点があって、小説に出てくるような固有名詞は意味不明な読まれ方をするときがある。そうなると、何が何だか分からなくなるので、私のオススメは、食事中に目で追いながら小説を読むのと、移動しながら大事な要素だけを聞きとればいいビジネス書を読むことである。私はこの方法で、平日は毎日10分~30分くらいの読書時間を確保している。
「②がっつり読書」は、目も耳も頭も読書に集中する時間である。仕事をしていると、平日はどうしても時間が取れないので、私は土日にまとめてとっている。時間で言うと、1日フリーな日は3時間くらい。読むジャンルとしては、音声では読み上げられないファッション誌とか、頭を使う小難しいビジネス書など。
終わりに
読書をしなきゃと思っても、時間を確保するのがなかなか難しい。この記事が少しでも参考になれば幸いである。
(読書に関するお悩みがあればコメントで教えてくださいm(__)m)