こだわると、楽しい
最近、丁寧な暮らしごっこをしている。「ごっこ」というのは、断言するのはちょっと恐れ多いから。
やってみたことと言えば、皿を揃えたり、上下合わせたパジャマを着たり。造花だけど花を飾ったり。普通の家庭ではそれくらい当然なのだろうが、一人暮らしで、しかもできるだけモノを持たずにいることを美徳とする最近流行りの文化に染まってしまうと、モノを少なく、あるもので何とかしようという気持ちが強くなる。
その弊害か、私の部屋はモノは少ないのになぜが統一感がない。そして生活しづらい。
ほんのちょっとモノに投資するだけで、部屋をぐっと好きになれた。「モノを少なくしなければ」が先行してあまり気に入っていないモノでやり繰りするより、気に入ったものを適度に持った方が幸せだ。この当たり前の事実に、何で気が付かなかったんだろう。完全に流行りに飲み込まれていた。
豊かになることを許そう。