11/9 小麦粉をこねて熱したもの
小麦粉をこねて熱したものに並々ならぬ思い入れがある。
例えば、パン。それから豚まん。特に水分量は多めの、もちもちした生地をこの上なく愛している。
今日は外出したときに、たまたま「まい泉」の豚まんを買うことができてめちゃくちゃ嬉しかったのだけど、ふわふわ重視で思っていたものとは少し違っていたのだ。そのせいで今、おいしい自分好みの小麦粉を食べたい欲がすごい。
パンと、豚まん。それぞれ、一番の推しは「ジャン・フランソワ」と、「551蓬莱」。
今日はちょっと眠いので、それぞれの好きなところを上げてさくっと終わらせようと思う。そのうちまた、食べ物エッセイに記事を上げたい。
ジャン・フランソワのクロワッサン。角が四角い少し特徴的な形をしていて、クロワッサンにしては固めに焼き上げられている。層はしっかりできていて、少し立体感がある。粉の味が非常に良い、とわかるおいしさ。バターの感じはじゅわじゅわ過ぎず、上品さと少しの素朴さが混じっているような感じ。これでジャン・フランソワに惚れた、思い入れのあるパン。コロナ禍以前は個包装されていなくてベストの状態だったけど、コロナ禍になってからは袋かけの人のタイミングがよくないと少し微妙な味わいになってしまうことがあるので注意。少しの水分量でかなり味の印象が変わってしまうのです……
ジャン・フランソワの食パン。パン・ド・ミも玄米食パンも好き。パンはどれもそうだけど、とにかく鮮度が落ちるのが早い。これは絶対に買ってきた日に1枚食べておかないと後悔するのでどんな深夜でも食べる。やわらかくしっとりとしていて少しもっちりしている。とても香りがいい。この香りで目覚めたら毎日幸せだろうと思う。空になっても袋の中に香りが残っていて、いい香り!いい香り!と喜びながら嗅いでいたら絵面がやばいからやめてくれと言われた。当日中は焼かずに食べるのが好き。これもとにかく粉がおいしい、という感じがする。2日目は少し乾燥してきて香りが薄くなってしまう。軽くきつね色になるくらいでトーストするのがおすすめ。耳はさっくり、中身は表面はさっくりしつつも中の部分がふわっとしておいしい。(文字にすると普通なんだけどコントラストが強い感じなのです)
551の豚まん。言わずと知れた名品。こねているのが見えるのが嬉しい。皮は重めのふんわりしっとりタイプで、中の肉は脂感がややありずっしりジューシー、具材にごろごろ感があり満足度が高い。551の香りがする。(最高)私は辛みがぴんと立っているここの辛子がとても好きです。こんなに美味しいものがあるんだなあと毎回思う。毎年夏に新幹線に乗った先の新大阪で買うものだったので、私にとっては夏の印象。
551のシュウマイ。これも美味しいからぜひ食べてほしい。肉がとにかくみっちりしている。私はいつも(円柱……)と思う。なんか物理的に重いし。(好き)個人的に肉をがっつり食べたい気分の時は断然こっち。おなかすいてきた。
お茶漬けも食べたい、そんな気分である真夜中。