
普通の恋愛をさせてくれ 8月24日
二日酔いで目が覚め、寝坊したのでシャワーだけ浴びて出社した。
職場で先輩が体調不良で倒れた。代わりにその分の仕事がこなせたので安心した。仕事はだるくて仕方ないが、慣れてきてこなせるようになった。社会に適応しつつあるが、良いのか悪いのか。あまり良くないだろうなあ。これを続けられるとは思わない。
二日酔いで疲れていたので、仕事はできるだけゆっくりした。幸い大きな3つの原稿を先日書き上げたため、繁忙期は過ぎた。パソコンのデータ解析ソフトをいじっていた。変人の上司はさらに上の上司にめちゃめちゃ怒られたらしい。相当落ち込んでいた。「もう早退しようかな」と言っていた。60歳がそんな言うって、どんな怒られ方するんだ。おもろ過ぎる。
仕事後ランニングをした。図書館で又吉直樹の『第二図書係補佐』と『「物語」のつくり方入門 7つのレッスン」という本を借りた。人と話しては極度の変人扱いをされるので、小説でも書いてリラックスしたい。昨日も自分の別れ話と恋愛観を語り、先輩の女性にドン引かれた。口は半開きで目は見開かれていた。一度も頷いてくれなかった。どうせ書かずに終わるだろうが、「小説とはどういうものか」だけでも知ってみたい。
ランニングの途中で松屋に寄り、うまトマハンバーグに牛肉がかかったバカ最強飯を食べた。美味すぎて幸せだった。
普通の恋愛ができないということは本当に辛い。みんなが毎日ハーゲンダッツを食べている中、自分だけ明治エッセルスーパーカップしか食べられないようなものだ。あんまり辛くないな。普通に人を好きになれたり、好きになってもらえて喜べたりする人は、ちゃんとその幸せを噛み締めてほしい。僕もそうなれたら噛み締めたい。
「普通の幸せが得られないのは、将来のことを考えるとラッキーだ。墓場に大事に持っていきたいのは、地獄を乗り越えた経験くらいだ。」そう信じて今日も寝よう。