見出し画像

パルスファイア5種 新スキン総評 パッチ10.10

こんにちは、りんです。

パッチ10.10の新スキンがお披露目されました。
今回はパルスファイアスキンの追加です。追加されたチャンピオンは、パンテオン、フィオラ、エコー、ルシアン&プレステージエディションです。また、ルシアンにはプレステージエディションもあります。

ここで考えるべき事が一つ出てきました。私、スキンが来るチャンピオンの偏りは全然気にしないのですが、似ているカテゴリーから来るのはいかがなものかと思うんですよね。ただ単純にそのチャンピオンの特性的に合うからという安易な理由で作ったのであるなら、1チャンピオンから似たようなスキンが増えるのは、正直私は好めません。今回で言うと、そもそもパルスファイアスキンというのはおそらく未来の話の高度な文明の世界観と思われるのですが、それと似たカテゴリーが他にもありますよね。そうです、PROJECTスキンです。こちらも高度なテクノロジーが売りの世界観と言えます。そしてPROJECTスキンカテゴリーにはフィオラ、エコー、ルシアンが既に登場しているのです。エフェクトやサウンドもやや似た印象をもちました。

もちろんPROJECTスキンは暗い色合いが多く、パルスファイアは青をベースとしたカラーなので別物と言えば別物なのです。しかし、PROJECTカテゴリーから同じチャンピオンが3体も出るというのは、Riotは安直なスキン生産をしてしまったなと強く感じています。

さてさて、お説教は終わりにして今回もクオリティの高い新スキンの総評を書いていこうと思います。
あとクロマが最近標準装備されてきているので今回から評価に含めないことにしました。


※個人的なおすすめ度は、S~Bの3段階にさらに+と-で評価してます。
そのチャンピオンを使用する前提のスキンの評価であり、
・スプラッシュアート
・エフェクト
・サウンド
・セリフ
・特殊なギミック
・専用のモーション
・そのチャンピオンの今まで出たスキン
・個人的な好み
から判断したものとなっています。

・S+
誰が買っても損しないレベル
・S
とりあえず買ってもいいよレベル
・S-
レジェンダリースキンの及第点
エピックスキンの最高点

・A+
エピックスキンなら買っても損しないレベル
・A
メインチャンピオンならメインorサブスキンレベル
・A-
エピックスキンの及第点

・B+
基本的にそのチャンピオンのリリースと合わせて出る初期スキン(例外あり)
・B
デフォルトスキン
基準となるライン
・B-
過去スキン評価用で基本的には使用しない

※なるべく追記はしていく予定ですが、プレリリースのスキン情報なので細部が変わっている場合もあります。
※この記事の画像はYouTubeのSkinSpotlightsの動画を切り取ったものです。こちらのURLがチャンネルです。各スキンの名前から元動画に飛べます。


パルスファイア

パルスファイアスキンは現在7種出ており、初出はアルティメットスキンであるパルスファイアエズリアルです。お高いですし、他にいいスキンも多いエズリアル君としてはやや過剰供給感も否めませんが、スキンの稼ぎ頭であるエズリアル君にとっては大事なお仕事の一つです。エズリアルの6種類目のスキンかつ、この古参カテゴリーである「パルスファイア」はRiotにとってカテゴリー化したいという思いが昔からあったと思います。
2017年、ついに追加のパルスファイアスキンかつレジェンダリースキンであるパルスファイアケイトリンが追加されました。こちらのスキンもリコールモーションの違いやエフェクトなど非常に完成度の高いスキンでした。
2018年には3チャンピオンが一度に追加され、いよいよ世界観が固まってきた年となりました。
2019年にはプレステージエディション付きでスレッシュが追加されるなど、毎年リリースされる人気カテゴリーになったと言えるでしょう。
そして2020年、順調に4チャンピオン追加されたことで、Riotがこれから力を入れていくぞという本気度が感じられることとなります。

最後になりましたが、パルスファイアはスキンストーリーも非常に興味深く、他のスキンカテゴリーよりも読み物として楽しいものになっています。


パルスファイアパンテオン A-

画像1

おすすめ度 A-
良かった点
・Qの溜めモーションにチャージエフェクト
・Eのシールドがテクノロジーチック
・ウルトが非常にかっこいい
・サウンドの変更


パンテオンにとってリワーク後、初の追加スキンとなります。初見では新チャンピオンと勘違いするほど今までほとんど素顔を出しておらず、同じくパルスファイアシェンがリリースされた時も同じ感想をもちました。
神的存在であるパンテオンに人間のテクノロジーの融合という、ある意味冒険的な組み合わせは良いインパクトを与えてくれました。科学的な槍と盾という見た目は普段のパンテオンとはまた違ったゲーム体験を提供し、スキンとして成功していると思います。


まずはスプラッシュアートからですが、このパンテオンの記事を読めば何をしているかわかるようになっています。



Qは溜めモーションには、バッテリーのようなチャージエフェクトが出ており、チャージ最大時がわかりやすくなっています。

画像5

また槍投げの着弾時にも四角いエフェクトが出現します。
Wは技発生時に相手の足元にパルスファイア特有の青い網のようなエフェクトが出ます。
Eのシールドにはテクノロジーを感じさせてくるエフェクトになっており、強化Eは色も変わってわかりやすくなっています。

画像7

通常E

画像32

強化E

さて、パンテオンの代名詞であるウルトの評価に移りたいと思います。私はグロバールウルトをもつチャンピオンはゲームに参加しているプレイヤーに対する影響力の高さから、スキン追加を飛び跳ねて喜ぶのですが、パンテオンもその内の一人です。そして、今回のパルスファイアパンテオンのウルトだけに関して言えば評価はA+は固いです。

早速溜めモーションから見ていきましょう。パンテオンの周りにリング状のエフェクトが出ています。未来のテクノロジーは円状の形が好まれる傾向があり、パルスファイア組のワープに使われる形も円になっています。

画像6

これから移動するぞという強い意志を感じます。
次にいよいよパンテオンが飛んでいく瞬間なのですが、パルスファイアスキンのリコールモーションにはワープゲートをくぐるという一種の暗黙の了解エフェクトがあり、今回パンテオンにはそれがありませんでした。しかし、パルスファイア組の一瞬でワープできる能力を、パンテオンはウルトの飛ぶ瞬間に使っているんです。

画像9

いや~これはぐっと来る演出ですね。
そして槍を天から地面に突き刺した後、自分の着地地点と槍回収地点を計算しながらパルスファイアエフェクトをふんだんに使った攻撃という流れになっています。

画像10

しかし、この良モーションには致命的な欠点が存在します。
パンテオンのウルトの見どころは大きく分けて2つ、飛ぶ瞬間と、着地の瞬間です。ガリオもそうですが飛ぶ瞬間がいくらかっこよくても、誰も見てないんですよね。最悪、自分すら見てない悲しい部分です。パンテオンもやはり着地がわかりやすい方が良くて、それを表してるのがドラゴンになりながら着地する龍殺しパンテオンなんです。

画像37

やはり龍殺しパンテオンのウルトは迫力が違いますね。

エフェクトやモーションがいくらパルスファイアの方が優れていても、やはりウルトの着地のインパクト次第では他のスキンの方が総合的に評価が高くなってしまいます。

リコールモーションは先ほど書いたように、いつものパルスファイアモーションではないのですが、警備ロボを蹴り倒し、帰還するといったストーリーに関わる動きをしていました。このことから、おそらくパルスファイアスレッシュと敵対しているものと考えられます。

最後にパルスファイアスキンの特徴としてデス時に消滅するというものがあります。今回もその例に漏れずしっかりパンテオンも消滅します。

画像11

Aまではいきませんでしたが、よくできたスキンですのでパンテオンが好きな方は買ってみてはいかがでしょうか。

パルスファイアフィオラ A-

画像2

おすすめ度 A-
良かった点
・サウンドの変更
・かっこいいリコールモーション
・ウルトのエフェクトがかっこいい


こちらもスプラッシュアートから分析していきましょう。まず目につくのが後ろの兵隊のようなものですね。始めはフィオラの軍かとも思ったのですが、おそらくワープ先の時代の人達のようです。そして特筆すべき点は左上に見える武器から、スレッシュと戦っていることがわかる点です。反ユートピア思想のスレッシュと敵対しているということは、フィオラも味方陣営なのかなぁと感じています。


リコールモーションは、「あ、それ武器やったん」と思わずつっこんしまいました。

画像12

画像13

画像33

そしてワープ先を選び消えていくという、なんというかやっぱりいいですね、パルスファイア組のリコール。スキンリコールモーション選手権があればパルスファイアは上位3位以内に確実に入ってくると思います。


次はフィオラのアイデンティティであるパッシブから見たいと思います。今回の急所は青ベースのテクノロジーエフェクトとなっています。視認性は少しだけ悪いかもしれませんが、かっこよさのプラスの方が大きいです。

画像14


Qはそこそこ普通といったところです。


Wは溜めモーション時に突き刺す周囲に円状のエフェクトが複数出現しそれを貫くといったものになっています。地面に現れる技の範囲の紋章もパルスファイア仕様になっています。

画像15


Eは剣が光り、被弾箇所ににエフェクトの変更がされています。


ウルトに移りましょう。こちらもフィオラを象徴するスキルとなっており、フィオラの強さを支えているものでもありますので非常に評価の比率が高いものとなります。まず、技発生時に相手を封印するかのようにパルスファイアの紋章が現れ、急所が発生します。

画像16

そしてグランドチャレンジ成功時のエフェクトは、大きな緑のパルスファイアアイコンがどーんと表示され非常に目立ったものとなっています。他のスキンよりも回復フィールドといったものがわかりやすく相手にしていてもいいエフェクトだなと思いました。

画像17

かっこいいです、はい。

フィオラもデス時に死体が消滅します。

画像18

あとフィオラ持ってないので確認まだできていないのですが、エモートももしかしたら変更されているかもしれません。

画像34

少し前までフィオラはエフェクト不遇チャンピオンでしたが、今となっては豊富な良スキンを多くもつチャンピオンとなりました。その中でも特にウルトが良いスキンとしてA-という少し甘めの評価を今回はつけました。


パルスファイアエコー A-

画像3

おすすめ度 A-
良かった点
・リコールモーションがかっこいい
・パッシブのエフェクトが良い
・Wのエフェクトのエコーが他のスキンより鮮明
・Eのエフェクト変更
・ウルトの過去のエコーに上部に心電図が出現
・パルスファイアという世界観とエコーの親和性
・サウンドの変更とボイス加工


エコーはとても良いコンセプトをもったチャンピオンで、エコーの優れたテクノロジーを今回のパルスファイアというカテゴリーにしっかり融合できています。PROJECTスキンも非常に完成度の高いスキンで私も好きですが、こちらの方が個人的には好きになりました。エコーのテクノロジーには青がよく似合うと思います。


スプラッシュアートを見てみましょう。ここにもパルスファイアスレッシュが見受けられますね、どんだけ敵対されてるんだろうか・・・


リコールモーションはエコーの武器を充電し、使い心地を試した後お馴染みのワープリコールです。背中からワープゲートに入っている所がポイント高いです。また充電した機械でゲートを開いているのでとても多機能で汎用性の高い機械ということがわかります。

画像19

画像35

画像36

画像20


パッシブは3回攻撃すると発動するもので、ナーやヴェインと同じく作り手のセンスが問われるパッシブとなっています。1回目2回目のエフェクトは普通ですが、3回目の相手の同一対象効果時間エフェクトの減り方がグッドです。

画像21


Qはまぁ特に書くことはないでしょう。


Wはエフェクトで出現する過去のエコーが通常より鮮明に見えます。デフォルトスキンだとすごくぼやけたエフェクトになっており、通常より何をしているかわかりやすくなった部分がポイントが高いですね。

画像22

そしてWの中心には発動までのゲージが表示され、満タンになった時に危険アイコンが出ます。

画像23

どうでもいいですけどこの危険アイコンというか三角形というか、おにぎりにしか見えないんですよね。
Eは青色の円が表示されつつ、エコーの周囲にもサイレンのようなエフェクトが出ています。

画像24


ウルトは過去のエコーの上に心電図のようなものが出現します。

画像25

残念ながら技や動きに反応して動いているわけではなさそうです。とはいえ面白いエフェクトでこういった変更がこれからいろんなスキンにあればなーと思っています。

クロノブレイクも青ネットでかっこいいですね。

画像26


最後にデスエフェクトですが、エコーは元々デス時に消滅するチャンピオンなので、いつもと変わらないの笑えますね。ここテストに出ますよ。


パルスファイアルシアン (プレステージエディション) B+

画像4

画像38

おすすめ度 B+
良かった点
・リコールモーションが非常にかっこいい
・ジョークエフェクトの変更
・サウンドの変更
・プレステージエディションがある


Riotはキャラクターをいきいきさせるモーションを作る天才がいますね。パルスファイアのリコールモーションにはかっこいいものが多いですが、特にこのルシアンには短いストーリーまで組み込まれており、うっとりしてしまいます。
ワープゲートを出した後、外から銃撃されますが応戦しつつ背中のブーストで突っ込むという映画さながらの動きです。リコール後はそのブーストをしながら帰ってくる感じがまた、いいですねぇ。

画像27


画像28


画像29


画像30


画像31

しかし、残念ながらパルスファイアルシアンの褒める部分がここで、ほぼ終了しました。

銃撃音はちゃっちいし、エフェクトもまぁ見慣れたものだし特に書くことが無いんですよ。ルシアンはいいスキンが多いので、基本的に厳しめの評価になってしまいます。

銃撃音も正直好みの問題なんですよね、エネルギー弾の音は好みが分かれると思います。ちなみにルシアンの銃撃音は、音によってスキンが分かるので目隠しして挑戦してみて下さい。(ストライカールシアン以外銃撃音は違います。)


ジョークエモートは地面に銃でスマイルエモートを描きます。これはいいですね、他のスキンもジョークか挑発のエモートくらいは変わってほしいものです。

画像32

プレステージエディションも色が金になったくらいです。


以上パッチ10.10新スキン総評でした。

いかがでしたでしょうか、今回は少し厳しく評価しましたが、パルスファイアはどれも良スキンですので、ぜひぜひ買ってみて下さい。私はリコールモーションのために買いました。

ちなみに私のしてみたい組み合わせは

TOP パンテオン
JG   エコー
MID  ツイステッドフェイト
SUP シェン
ADC ケイトリン

のグローバルで飛んでくる構成とかかっこよさそうです。せっかくのパルスファイア組なのでワープをガンガンさせたいです。
BOT組をルシアンとスレッシュのプレステージ組で固めてもいいかもですね。

最後に次のパルスファイア組でも予想しておきますか。
時間にまつわるジリアン
グローバルウルトのガリオ
ワープという概念に合ったライズ辺りが熱いですね。

ではでは。




いいなと思ったら応援しよう!