自己紹介|はじめてのnote
初めましての人は初めまして。
そうでない人はこんにちは。
倫太郎です。25歳ゲイです。
四半世紀を生きてみたとこで、なんとなく何か書いてみたいなと思ったので初めてみました。
最初なので軽く自己紹介したいと思います。
生い立ち
1999年12月15日。その日は朝から雪が降っていて、年に一度積もるか積もらないかの九州でもうっすらと雪が積もっていたらしい。日は差さず、雪が溶けきらないまま正午を過ぎ、15時を少し回った頃僕は産まれた。窓の外の静けさとは正反対に、耳を劈く様な声で泣く元気な3500g越えの巨大児だった。
僕の実家は名家とかそういうのではないけれど、まあそれなりに歴史と由緒はある家で、それに加えて親戚中の同世代では初めての男の子ということで、それはもう一族全員に愛情を注がれてすくすく育っていった。育ち過ぎて幼稚園から高校まで背の順で並んだ時に、最後尾から三番目より前に並んだことがないくらいだ。
産まれてから幼稚園に入るまでは父方の祖母の所有する貸家に住み、幼稚園に上がる頃に今現在僕が実家と呼んでいる、父方の祖父の兄(僕から見た大伯父)の住んでいる家に引っ越してきた。そこから幼稚園、小学校、中学校と進学し、高校までの15年間程の歳月をその家で過ごした。
そこは九州でもメジャーではない県、その中でも特に田舎の方にあった。駅までは車で4〜50分、コンビニは町に2個、これと言った名物や観光地もなく、目立った産業があるわけでもない。かと言って自然に溢れた野山というわけでもなく、埋立地である平野にはどこまでも田畑が続き、遊ぶところといえば隣町のイオンのフードコート。そんな感じの典型的な地方都市の田舎といったところで僕は育った。
高校卒業後はどこか遠くへ行きたい一心で沖縄の大学へ進学し、一度は本土に戻ったものの、最終的に沖縄で仕事に就き現在に至る。
こんな感じのどこにでもいる、ともすれば地方都市出身者の大多数が辿るであろう道が僕の生い立ちだ。
趣味・好きなこと
僕は海が好きだ。
大学では海洋生物や海洋環境を学んでいたし、ダイビングなどマリンスポーツと呼ばれるものは一通りやってきた。仕事も海に関係する仕事だし、休みの日にはサーフィンやシュノーケリングに行くことが多い。
僕の地元は一応海に面した町だったけど、その海は干満の差が激しく、磯の臭いがきつい干潟だった。そこで育った僕の幼少期は「綺麗な海そのもの」への憧れが一際強かった。
それに加えて、僕は趣味らしい趣味、というか、モノでも人でも「のめり込むほど好きになる」ということを経験したことがなかった。だから「好きなものにに熱中する人」への憧れも強く持っている。
こういうことを考えると僕は「海が好き」というよりも「海に憧れている」と言った方が正しいような気もするし、実際魚の知識にしても、サーフィンの技術にしても、それがめちゃくちゃに好きで熱中している人には到底敵わないなと思う。
なので、趣味は何かと聞かれれば海で遊ぶことだけれど、好きなものは何かと聞かれたら答えに困ってしまうというのが本心で、でもそんなことをべらべらと喋る人間はキモいと思うので普通に海が好きだということにしてる。
ここまで読んだ人は僕が非常にめんどくさい人間だと思っているだろうし、僕もそう思う。
ゲイについて
冒頭で言った通り、僕は男だけど男が好きないわゆるゲイというやつだ。
期待しないで欲しいけれど、なにかドラマチックなきっかけがあってゲイになったとか、シリアスな環境で育ったが故にそうなってしまったとかでは全然ない。普通に物心ついた時から男が気になっていたし、小学生の時にはゲイなんだろうなという自覚もあった。それに関しては特に悩みもせずに受け入れるというか、最初からそういうもんだと思ってたし、よくある性的嗜好についての葛藤みたいなものはなかった。中高では周りに合わせて女子とそういった関係になることもあったけれど、それはゲイだと認めたくない抵抗とかじゃなく、周りに合わせたが生きやすいからと割り切ってやっていた。
期待されていたら申し訳ないけれど(そもそもされてないだろうけど)、そんな感じで生きてきて「性的嗜好で悩まないで!」とか、「ゲイであっても自分らしく!」みたいなことは何も言えないので、このnoteにそう言ったものは登場しない。ただ僕がテキトーに生きてきたことの備忘録だったり、考えを纏めるための文章だったりを書いていこうかなという感じ。
ということころであんまり長々と自己紹介するのもアレなので今回はここで終わりにします。
ばははい