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【魔法少女】宇佐美いちかちゃんの魅力

こんにちは、唐梨です。
今日は宇佐美いちかちゃんの魅力について書こうと思います。
それでは早速いってみましょう。





宇佐美いちかちゃんとは?

プリキュア14作品目である『キラキラ☆プリキュアアラモード』の主人公。
声優は女優としても有名な美山加恋さん。
いちご坂中学校2年生。 
キュアホイップに変身し、変身モチーフはショートケーキとうさぎ。
スイーツが大好きで、デコレーションのひらめきに優れています。




プリアラの元気印

いちかちゃんは明るくて、元気いっぱいで、たまにドジなところもあるけれど、社交的でみんなから愛される、王道ピンクキュアの性格要素が多い子です。年齢も個性もバラバラなプリアラメンバーがチームとしてまとまっていたのは、やはり6人の精神的支柱としていちかちゃんの存在が大きい。

このほか学校のクラスメイトともそつなく仲良くやっていますし、ご近所の商店街のおじさん達にもかわいがられていますし、キラキラパティスリーでもお客様の気持ちに応える神接客をしていますし、コミュニケーション力がとても高いです。

つい餌付けしたくなるような、あるいはついおまけしてあげたくなるような、そんな愛嬌に恵まれた主人公だと思います。新卒の営業職にいたら取引先から絶対かわいがられてそうな、そんな感じ。




笑顔の裏側

さて、そんな元気いっぱいないちかちゃんですが、元気いっぱいということは、自然と笑顔でいることも多いです。なので、変身時の口上も「元気と笑顔を!レッツ・ラ・まぜまぜ!」です。

しかしこの笑顔が、いちかちゃんの内面を語るうえでの大事なキーワードとなります。なぜなら、医師として海外で離れて働くお母さんを心配させまいと無理していたから。そして、その他ならぬお母さんからの教えが「いつも笑顔でいなさい」だったから。

別に何も、お母さんは「辛い時も悲しい時もいつ何時でも、絶対に笑顔でいなければならない」という意味でこの言葉を言ったのではありません。シンプルに笑顔の魅力や、笑顔が周囲に与える影響力について説いただけだと思うのです。でも、いちかちゃんは過剰に受け取ってしまった。本当はお母さんが海外に長期赴任して寂しいのに、本当はもっと甘えたいのに、それを表に出しては困らせることも分かっているから、気持ちを押し殺すための笑顔になってしまっていました。

この時のいちかちゃんは見ていて痛々しいくらいに健気で…。寂しさを抑えているとはいえ、相手を思いやる気持ちから来る笑顔なことも確かであり、その両方の本音に板挟みになる彼女を見ていると「いちかちゃん!本当に寂しい時は泣いてもいいのよ!」と抱きしめて言ってあげたくなります。

まぁ現実は私がこんなことをせずとも、お母さんとお父さんがちゃんとその役割を果たしてくれるのですが。そんな宇佐美家のそれぞれの優しさがギュッと詰まった第31話『涙はガマン!いちか笑顔の理由!』は必聴です。両親の愛情に包まれて、思いっきり泣きじゃくった後の、吹っ切れた終盤に流れる挿入歌『勇気が君を待ってる』もまた名曲。

笑顔そのものは、いちかちゃんに元から備わっている資質です。それを相手の幸せのために我慢するだけの笑顔ではなく、相手の幸せを願いつつ自分の気持ちも大切に向き合ったうえでの笑顔として手に入れたいちかちゃんは眩しいです。空港へ向かうお母さんを見送った後に、敵と戦うべく颯爽と走り出すシーンのなんと美しいことよ。





「大好き」の強さ

さて、いちかちゃんは、キュアホイップ変身時にめちゃくちゃ戦闘力が高いわけでもなく、別作品のプリキュアであるキュアドリームやキュアハートのようなカリスマ的リーダーシップに優れているわけでもないです。そういう意味では平凡なプリキュアかもしれません。

しかし、いちかちゃんの真骨頂はそこではありません。では何かというと「大好き」の想いの強さです。

自分はスイーツが大好きだという確固たる軸がある。だから周りの人が自然と引き寄せられるし、だから「大嫌い」の想いにとらわれて闇落ちしたジュリオを救うことができた。

力が強いだけでもなく、能力が高いだけでもなく、気持ち一つで物事を動かすことはできる。そんな綺麗事をきちんと体現しているのがいちかちゃんだと私は思います。その意味では、やはりプリアラのリーダーはいちかちゃんなのです。




最後に

いかがでしたか?

プリアラは第1話のみ常に無料公開されているのですが、この第1話だけでも、いちかちゃんの元気や笑顔や大好きにまつわる人柄がよ〜く伝わる素敵なお話なので、ぜひ視聴してみてください。


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