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【宝塚】星娘とは何ぞや

こんにちは、唐梨花梨です。
各組娘役の「らしさ」について語っていくシリーズ、今回は星娘編です。
シリーズの過去記事はこちら!




ポップさとカップルさと体育会系さと

星組をイメージした時に浮かんだ単語が「現代的」「コンビ萌え」「オラオラギラギラ感」でした。

「それって他の組でも浮かぶ単語じゃない?」とも思ったのですが、他の組とはニュアンスが違う気がするんですよね。じゃあどうニュアンスが違うのかについて、以下に考察してみます。


「現代的」

現代的ということ浮かぶのが月組や宙組ですが、月組がストリートプレイのお芝居っぽい現代的さで、宙組がスタイリッシュで洗練された現代的さなのに対して、星組はポップな現代的さではないでしょうか。

演目としては古代が舞台だったりファンタジーが舞台なこともあるのですが、ノリがとてもポップ。なんというか二次元的。見ていて分かりやすい。

だからなのか、元々アニメや漫画の舞台が好きで、そこから宝塚にハマりたい初心者の方には、私は入口としてとっつきやすい気がします。


「コンビ萌え」

これもコンビ萌えというと雪組が思い浮かびますが、雪組のコンビ萌えが「夫婦」だとしたら、星組のコンビ萌えは「カップル」

星組も雪組も、ここ何年も同時就任・同時退団が続いていますが、やっぱりこちらもポップな現代的さというか。

ちえねね、みちふう、パッサァ、ことなこ…と歴代トップコンビを見ていくと、割と公開イチャイチャとか、卒業後も一緒に観劇デートに行ってたりとか、インスタライブもしちゃったりとか、空気感がキャピキャピしている感じなんですよ(特にパッサァ)。各コンビ、関係性は全くもって多種多様なのですが、共通しているのは互いへの唯一無二の信頼感が舞台からひしひしと伝わってくること。

もちろんどこの組のトップコンビもそうなのですが、星組はより「この演目だから」というより「このトップコンビの掛け合いが見たいから」という理由のアドバンテージが高い気がします。


「オラオラギラギラ感」

これも、オラオラギラギラ感というと花組が思い浮かびますが、花組さんのそれは色気ムンムン、真夏のダンスホールで男と女のバチバチ真剣勝負、まさしく『EXCITER!!』の世界観みたいな感じなのに対し、星組さんのそれは体育会系な濃厚さのオラオラギラギラ感。

まさに「星」といいますか、パッと見て分かりやすいバーンとした存在感とゴージャスさが星組のウリだよなぁと思うのです。



生命力強め

あと、星組さんはとにかく生命力が強いイメージがあって。なんというか、ちょっとやそっとじゃ死ななさそう(笑)

ちえねねも、みちふうも、パッサァも、ことなこも、なんやかんや最後は力ずくでハッピーエンドに筋書きを書き換えられちゃいそう(特にパッサァ)。

だからなのか、コメディにめちゃくちゃ強いイメージです。喜劇との親和性がはちゃめちゃに高い。



生え抜きが多くて関西人が多い

なぜこんなに濃い組なのかと考えた時に、ここ数年のトップコンビは生え抜きが多くて、かつ関西出身のジェンヌさんが多いからではないかという仮説に行き着きました。


✅生え抜き
柚希礼音さん、妃海風さん、紅ゆずるさん、綺咲愛里さん、礼真琴さん

✅関西出身
柚希礼音さん、妃海風さん、紅ゆずるさん、綺咲愛里さん


うん、なんか星組っぽい感じがしますね!笑



星娘らしさとは

星娘っていうより星組の説明になっちゃいましたが、星娘の特徴も星組の特徴をそのまま受け継いでいる気がします。すなわち以下。


✅ポップな弾けるキュートさ
✅お星様のようなキラキラな存在感。
✅ディズニープリンセスっぽい。
✅プリキュアやセーラームーンっぽい。
✅総じて二次元っぽい、女児の憧れになりそうな持ち味。
「姫」の呼び名がしっくり似合う。
✅相手の男役さんのことが王子様かのように大好きな姫だけど(特にみちふう)いざ娘役ソロの場面になるとバチバチにキメる、ジェンダーフリーで男前な姫
✅気持ちショーのドヤ顔の割合が多めな気がする。
✅やっぱり根っこは体育会系。


ここ最近の生粋の星娘は音波みのりさん、小桜ほのかさん、星蘭ひとみさん、水乃ゆりさんなどなど、みんな年齢問わず本当にキラキラしてて素敵ですよね♡ 



最後に

星娘は本当にキラキラしてて、女の子の憧れるキラキラプリンセスな女の子って感じの娘役さんがたくさんいます。ぜひ心のビタミン剤として、彼女たちを見て元気をチャージしましょう!

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