#6「ホタル観賞」の回
どうも。
順調にわがままボディを育てているりんせぇです。
まあ、パンツの苦しいこと。
さて、先日、今年初のホタル撮影に出かけた。
カメラを始めて5,6年。
下手なりにそこそこ楽しんどる。
今年は、カメラの師匠である”のぶりん師匠”に加え、カメラデビュー1年生の友人”トキ”を連れての撮影会となった。
僕が二人の共通の友人であるため、のぶりん師匠とトキ(二人とも人見知り)はしばらくはよそよそしい感じがあったが、カメラ会を重ねた今では、そのよそよそしさもほぼ消えた。(ちなみに僕は人見知りがほぼない。)
昨年夏にデビューしたトキは、初のホタル撮影となった。
のぶりん師匠、トキ、僕とそれぞれが好きなポジション取りをし、好きなアングルを探して狙う。
「より良いホタルを撮りたい」「もっと近くで見たい」
トキの好奇心は抑えられない。
「もっと!もっと、もっと!!!」
迸る汗、湧き上がる感情。
トキのビクビクしたアレは頂点に達した。
「うわぁぁぁっ!」
暗闇の中、さっきまでほんのり見えていたトキのぼんやりした姿が、完全に消えた。
それと同時に、ザザザザッと音がした。
「ええええええ?大丈夫か!?」
小さなトキのうめき声。
暗闇の中、状況は読めないが、たぶん、トキが、落ちた!
もう一度言う。
たぶん、トキが、落ちた!
たぶん、トキが、落ちた!
「せ、背中が。。。」
とりあえず、一旦明るい場所へ。
トキの負傷状況を探る。
「とりあえずリュック下ろせ!てか何が入っとるんや?」
「レンズが、レンズが。。。」
トキのリュックの中には、命の次に大事なカメラのレンズが、なぜか大量に入っていた。
出るわ出るわ。
何個持ち歩いてんだよ。。。
もはやこれは職質状態。
のぶりん師匠が一つ一つ丁寧に確認をしていく。
幸いにも、レンズは無事だった。
が、大きな代償として、トキは背中を負傷した。
どうやら、50cm程度の段差を踏み外し、そのままずり落ちたらしい。
リュックがあったおかげで、軽傷で済んだことが不幸中の幸いではあった。
が、のぶりん師匠と僕は、爆笑した。
もう一度言おう。
爆笑した!
ほろ苦デビューとなったホタル撮影会だったが、今日もトキは元気である。
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