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ピンクと和解できない女がピンクなロゴをデザインしてみた

今回はロゴデザインについてTwitterで出されたお題をやってみたので工程を書いて行こうかと思います。

学校で習ってなんとなくやっているだけなのでもしこうしたほうがいいとかこのやり方やべえからやめとけとか効率の良い方法とかありましたらコメントいただけたらとてつもなく嬉しいです。

課題(オーダー)から思い浮かぶことを紙に書いてみる

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くっそアナログ人間なのでとりあえず紙に書きます。課題の『桜茶屋』から思い浮かぶものを徒然なるままに。

桜は具体的に花だったり、文字からくるイメージだったり、喫茶店?なのでカップや湯呑みなどテキトーに書いていきます。

関連イラストや写真を検索する

なんだかんだでここに時間がかかってます・・・(なんかパクれるのないかなー)じゃなくて、やっぱり今の時点でゼロから生み出すのは無理なので勉強も兼ねて多くのデザインに触れるようにしています。

ただ、最初に自分で考える癖をつけるように前述のスケッチをやるようにしています。

フォントの候補を手当たり次第に並べてみる

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フォントの海は広大です。イメージに合うフォントを探すだけでもかなりの労力ですしうっかり沼に陥りゲシュタルト崩壊を起こす危険を孕んでいる反面、いちばん楽しい時間でもあります。

推しフォントを選ぶ(3〜4種類)

名残惜しいですが推しはそう何人も養えません。

またきっと(次の課題で)会えるよ・・・。

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スケッチ(思いつくままにイラストを描いてみる)

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画力はそっとしておいてください。

さて、モチーフどうするか問題です。

1、桜(コンセプト)をデザインする

3、カフェ(業種)的要素を前面にデザインする

2、『桜』の文字をデザインする

以上の三つを軸において考えてみたつもりです。本当はそれぞれデザインして提案していく形に持っていきたかったのですが結果的には大まかに2種になってしまいました。仕事ならこういった点は事前に依頼として決まっているのかもしれませんが。

ここまで方針が出来上がったら次は配色ですね。

ピンクと和解せよ

今回の自分の裏テーマです。

元ネタはこちらです。

http://janesuisjapanese.blogspot.com/2014/04/vol19.html

私も幼少の頃より女児向けアニメなどより戦隊特撮ヒーローを好んでいた私は女子の象徴であるピンクの服を着る女の子像に違和感を覚え、またそれを誕生日プレゼントなどで押しつけられることが苦痛でした。

どうしてもピンクによって押しつけられる女の子像に馴染めず三十路を迎えてしまいました。周囲の女子は季節感やメイクなどでさりげなくピンクを取り入れて器用に生きていく中、私は徹底的にピンクを星のカービィ以外、自分の生活の中から駆逐していきました。

こんな私ですが、デザインの勉強をやりだしてからやっとピンクの機能性に気付けたような気がします。

今後もピンクとはロジカルでドライな関係でいたいものです。

使えそうな色を並べてみる

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個人的な感情はさておき、今回のオーダーがパステルピンクなので濃淡でいくつか候補をあげ、+αで補色の若草色?と濃い目の茶色で全体として桜の木のイメージでやってみました。

ある程度、自分に縛りを科すと心が落ち着くヤバい人です。

Illustratorで作図

あとはスケッチを再現するだけ。楽勝ですね。

・・・思ったようにイラレで描けない。

結果がこれです、ドン。

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とりあえず私の作品=イラレでできることの精一杯なのでそもそもツールの使い方をだな・・・ゴホンゴホンッ。

すいません、マグカップはイラレで描けませんでした!

フォントと合わせてみる

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ちょっとそれっぽくなったんじゃない?と思いつつ微調整していきます。

モックアップ

初めてやってみたのですがこれがすごく面白いのです。

オリジナルグッズを作っている感じでしょうか。

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無料のpsdデータとかもあってギュンギュン合成写真ができちゃいました。

課題をやって感じたこと

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ピンクと和解できたかどうかはともかく、最終的にはこんな感じでまとめました。自分はセンスとか閃きとかない人間なので自分でどんどん縛りを設けていくやり方をとっています。

あと強く感じたのがデザインに偏りが出てしまうことが課題となりました。ダサさとかそういうところに原因もあるのかなと。

モックアップは背景を黒メインにやってしまったけど本来は白とかでやったほうが良いのかな。かなりイメージが引っ張られるし、これで推すならちゃんと根拠を提示するべきだったと今更ながら思います。

こうして、WEBデザイナーの世界に思いを馳せつつ今日もかろうじてインターネットの片隅で息をしております。


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