私の人生①

私の家は少し変わっていた、
両親が200m先に住んでいながら
祖父母の家で暮らす毎日。

「家に帰る」は祖父母家のこと。
「ママの家に遊びに行ってくる」という言葉。

当時は当たり前だったが
今になってちょっと変わっていることに気づいた。

祖母宅に住み出したのは2歳の頃らしい。
そして幼稚園に上がる頃には習い事も始めた。

器械体操、水泳、ピアノ、習字

ピアノ以外は週に2回。
同じ日に2つの習い事がある日も。

これも今なら割と異常だと分かるが
当時はもちろん当たり前で
中学生になるまで友だちと遊ぶという概念がなかった。

小学生高学年からは
バスケ、陸上、塾、英会話とさらに増える。

放課後遊ぶ友達はいないし、プライドも高い。
そのプライドから性格も少し難航…
今思うと、人の気持ちも分からない人だった。
こんだけ習い事もしてるから
どの学習においても成績が良い。
それに加えて、うちは田舎のヤンキー学校。

もちろんいじめのターゲットになるためには
充分の素質を持っていて
6年生の時にクラスから完全に孤立。

それでもめげることなく、毎日の宿題であった日記に
その日の嫌なことをつづる始末。
担任も頭を抱えて苦労しただろうなぁと
このいじめを解決してくれた
当時の担任にはめちゃくちゃ感謝している。

半年ほどいじめが続いたにも関わらず
私は無遅刻無欠席無欠課だった。
強靭なハートというより、
ほんとに人として変だったのだと思う。
さらに、40度の熱が出ても休ませてくれない家庭が
いじめられたくらいで休ませてくれる訳もなく…

いじめの概要はいまいち覚えていないが…
教室掲示の集合写真の私の顔に画鋲がさされる
掃除の準備片付けは全て私1人
遊ぶ時の仲間はずれ
容姿や服装に対する批判

小さい嫌がらせが毎日積み重なっていた。

こんなだから
ますます人とのかかわり方が分からないまま
中学生に…

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