【ADVPCG】ミュウex+ライボルトexの紹介【デッキ紹介④】

2020年2月12日 19:58

どうも、るんるです。

以前、個人的にADVPCGを作るのにオススメなデッキ3選を紹介しました。

その記事で紹介した《レックウザex》+《マルマインex》と《カメックスex》+《ルギアex》に関して過去に記事を書きました。ので、あと一つのデッキに関しても書こうと思い、記事にしました。

今回紹介するデッキは《ミュウex》+《ライボルトex》デッキです。海外ではWCS2006で優勝し、Mewtrickという名前で紹介されたりしています。
このデッキは、相手に特定のカードを使わせないロックデッキになっています。

僕自身の話になりますが、ライボルトというポケモンが《MライボルトEX(XY4)》で自主大会で何度か入賞したことがありカードでのライボルトが非常に好きで組みました。
それからめっきりこのデッキにも嵌まってしまい、ADVPCG環境の中で一番好きなデッキです。

目次
1.キーカード
2.デッキの特徴・動き
3.サンプルレシピ(2個)
4.採用されるカード
5.有利不利
6.おまけ

【キーカード】
このデッキの鍵となるカードです。次のデッキの特徴で紹介するので、テキストがわからない方は画像と見比べて読んで見てください。

【このデッキの特徴】
《ライボルトex》のわざ：でんじしょうがいは「次の相手の番、相手プレイヤーは、手札からトレーナー(サポーターをのぞく)を出して、使うことができない」という効果を持っています。

このトレーナーというのは、SMレギュでいうグッズだけではなくスタジアムまで全て含めます。
この環境では、SMレギュでいう《無人発電所(SM9b)》のような、そのスタジアムを貼っているだけで一部のデッキの動きがほぼ止まる強力なものが多いです。

その中でも一番強烈なのが《クリスタルビーチ》です。ADVPCG環境では1枚で2個分以上のエネルギーが多く、沢山のデッキで使われています。

《クリスタルビーチ》を貼っておくだけで、《カメックスex》+《ルギアex》デッキの《ルギアex》や《ハガネールex》はただのでかいだけで攻撃できないポケモンになります。また、それ以外のデッキでもわざエネルギーの重さや色を《Wレインボーエネルギー》や《スクランブルエネルギー》で補っているデッキは環境に多く、相手を一方的に攻撃することができます。

トレーナーロックをできるポケモンは他にも存在しているのですが、《ライボルトex》の特徴はロックに入るまでに安定感があるという点です。ここで他のロックできるポケモンの一部を紹介します。

これらのポケモンも強いのですが《ライボルトex》は1進化である為《ふしぎなアメ》を必要としないことや《ラクライ》のわざ：じゅうでんのお陰で一枚でも雷エネルギーを引いておけば、次のターンから確実に攻撃に入れることが優秀です。

【このデッキの動き】
1ターン目に《ラクライ》を出し、《ラクライ》か《ミュウex》でわざ：じゅうでんを使う。2ターン目に《ライボルトex》を出してわざ：でんじしょうがいを打つ。それだけです。

ただ、相手のデッキを良く知っておく必要があり、場合によってはわざ：メガショットを打たないといけないという盤面もあると思います。メガショットを打ってでも倒すべきなのか、トレーナーロックを解いていいか慎重に選択しましょう。

デッキを作る上での5段階評価
組みやすさ ★★★ (普通)
値段 ★★★ (ミュウexが少し高いです)
強さ ★★★★ (かなり強い tier1.5あたり)
汎用性 ★★ (ポケモンは他のデッキではあまり使わない)

【サンプルレシピ】
幾つかサンプルレシピを載せます。これらのレシピに入っているカードは次の採用されるカードで全て紹介します。

【サンプルレシピその①】 WCS2006優勝レシピプレイヤー:jasonさん

WCS2006の優勝レシピです。トレーナーロックを狙いつつ、《デオキシスex》など、このデッキの苦手なデッキを意識した構築です。

【サンプルレシピその②】作成者：僕

上記レシピに《クリスタルビーチ》を加えたもの。非exの《ライボルト》を採用しています。

【採用されるカード】
ポケモン
《ライボルトex》《ラクライ》
このデッキの核です。
《ミュウex》
場にでているポケモンのわざを使えるポケボディー：オールマイティーを持っています。ミュウexからスタートしても、わざ：じゅうでん→わざ：でんじしょうがいの流れが繋がります。相手のポケモンのわざも使えるので、きちんとわざを把握し、でんじしょうがいを必要としない相手には最もいいわざ選択をしましょう。
《ロゼリア》

わざ：さそいどくはベンチのポケモンを呼び出しどくにします。この時代のポケパワーは状態異常のときは使えないものが多く、そういったポケモンに上手く使いたいです。
《キリンリキ》
ジラーチメタです。ベンチの枠が余りやすいデッキでは採用しやすいです。
《デオキシスex》

効果に関係なく50与えることができます。アタッカーがexポケモンに片寄るので、exからダメージをうけないポケボディー：しんぴのまもりやわざ：サイコシールド持ちに対してダメージを与えることができます。ポケパワー：フォルムチェンジで逆にサイコシールド持ちのデオキシスexに変わることもできます。
《レジロックex》
毎ターン回復するポケボディー：ヒーリングストーンを持っていて、特にミラーやライチュウδなどに対して役割を持てます。
《ホロンのレアコイル》
このデッキではホロンのポワルンでスタートしたくないこともあり、進化のホロンのポケモンが採用されます。
《ライボルト》

デオキシスex同様、しんぴのまもりの対策として採用されます。わざ：でんじタックルは70ダメージ出るので、しんぴのまもりを持つキュウコンやジュペッタを一撃で倒せます。(ソーナンスはHP80ですが、ソーナンスのわざ：おきあがりアタックで自身に10乗せるので実質70なのでこれも倒せます。)

サポート
《エニシダ》

次に使うサポーターを用意しつつ、スタジアムも持ってくることができます。後1でロックできないときに同名スタジアムを2枚もって来たりもします。
《モノマネむすめ》
ロックデッキは相手のハンドが溜まりやすいので、モノマネむすめは強力です。

トレーナー
《デュアルボール》

不確定ながらたねポケモンを持ってくることができます。たねポケモンを1枚持ってくるスーパーボールもありますが、こちらはexに触れます。
《逆転！マジックハンド》
この時代のカウンターキャッチャー。ロックが遅れた時や手貼りで育った相手の打点が高いときなどに重宝します。
《ポケモンいれかえ》《ワープポイント》
いれておくと1ターン目じゅうでん率が少しあがります。
《呪われた祠》
ポケモンチェックのたびにポケパワーを持つポケモンに10ダメージ与えます。メインのミュウやライボルトはポケパワーを持っていないので、ダメージを稼ぐのに使います。
《バトルフロンティア》
主にピジョットのポケパワーを止めます。
《クリスタルビーチ》
ホロンのポワルンなどにエネルギーを頼っているデッキを機能停止させます。

エネルギー
《マルチエネルギー》
特殊エネルギーが他に貼られていなければ、レインボーエネルギーになります。
複数枚貼ることができないデメリットはありますが、基本1エネルギーじゅうでんからのでんじしょうがいを目指すので、そこまで弊害になりません。
ミュウexで相手のわざを使うとき場合に便利です。
また、マルチエネルギーとホロンのレアコイルを貼った状態だと、マルチエネルギーは無色になるので、わざ：メガショットでのトラッシュでマルチエネルギーをトラッシュせず済みます。

【有利不利】
有利:クリスタルビーチで止まるデッキ
不利:小さい打点が通らないデッキ(鋼エネルギーが入ったデッキなど)、闘

【おまけ】
僕のデッキのスキャン画像です(基本エネルギー以外)。生のカードをコピーしたのでA4で印刷すると、現物のカードの大きさになるとおもいます。たぶん。
赤いスリーブは枠が余っていたので置いています。
もし、この画像印刷した方がいたら、画質とかの感想教えて下さい。