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無欲は怠惰の基である
先日、パラリンピックが開幕された。
競泳で次々とメダルを獲得している中で、山田美幸選手は14歳で銀メダルを獲得した。
彼女は、元々喘息を治すため、お風呂で溺れないためと水泳を始めたらしいが、パラリンピックに出場するまでとなり、見事素晴らしい結果を出してくれた。
私は、山田選手が泳ぐ姿を見てすごく胸が熱くなったし、夢中になった。
そして銀メダルを獲得した時は涙が出そうだった。
私は山田選手にとても勇気をもらった。
インタビューで山田選手は、
「他の人のために頑張っているのではなく、自分のために頑張っている。結果としてそれでたくさんの人が笑ってくれたらうれしい。」
と語ったそうだ。(※ 新潟日報スポーツモア より)
それを聞いて自分自身のことを考えた。
「自分のために頑張る」ことを今までしたことがあっただろうか。
今まで頑張ってきたことといえば、高校と大学の受験勉強だ。
しかし、それは自分のためでもあるが、両親を安心させるために頑張った。
両親にお金の負担をかけたくないから。そして喜んで欲しいから。
今思えばそんな心配はいらなかったんだけど。親っていうのは子供が元気で幸せでいればそれでいいんだと今はわかる。
だけど当時はとにかく自分よりも周りを優先してきた。
山田選手はまた、座右の銘として「無欲は怠惰の基である」という渋沢栄一の言葉を掲げている。
それは、欲が無いのは,今の現状に何の課題を見出さず,ただ受け入れている状態だ。という意味だそうだ。
つまり、欲がないということは本気で取り組んでいないということ。
今までの私のことだ。
食欲と物欲はあるが、物事に『欲望』を感じたことなんてなかったように思える。
もしかしたらあったのかもしれないが、思い出せないくらい小さなことだろう。
山田選手は自分のために頑張った。だけど私は山田選手に勇気をもらった。
そして私も、「自分のために」生きていいのかなと思った。
私のやりたいことをやる。自分のために頑張る。
今私がやりたいことと言ったら、YouTubeとハンドメイド。
それがたまたま、誰かの心に残ればと思う。
そして、ブログを書くことも、自分のためでもあるのかもしれない。
私は昔から文章を書くのが好きで、またタイピングも好きだ。
そして自分の思いや周りで起きた出来事を残すことも好きだ。
だから、今まで書いたブログ、これから書くブログで、誰かを勇気づけられれば、元気になってくれればいいな。
そして私はこれから、自分のために本気で取り組んでいきたいと思う。