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マレーシアで娘が発熱・・・いざという時の医療機関受診

こんにちは、マレーシア徒然日記です。

少しnoteの更新が滞っておりました。💦

と言うのも、つい先日、4歳の娘が発熱しまして。
いつもだったら一晩ガァッと高熱になり(過去に二度、熱性けいれんも経験済みです…)、翌日には解熱されケロっとしていることが多かったのですが、今回は何か違う。
時間が経っても経ってもなかなか熱が下がらない。。。

体調不良って、旅行やお出かけの計画などと反して、いつ何時襲ってくるか分からないですよね。
だからこそついつい忘れがちになりますが、やはり海外子育てをする中ではこの点も外せないポイント。

と言うことで、
今回は娘の症状も併せながら、マレーシアにあるクリニックへ受診した様子を記録も兼ねて記していくことにしました。


突然やってくる発熱

ある月曜日。
朝はいつも通りパパと保育園へ向かう娘を家でお見送り🖐️
娘の通う保育園では毎朝チェックイン時に検温があり、その内容はアプリを通じて記録されます。
この日の朝は、36.8度。うん、普通。

夕方17時頃、いつものようにお迎え。
保育園から出てくる様子は普段通り。
でも、車に乗って5分ほどした時、後部座席から「ママ〜〜眠たい〜。。。」

この一言で、私は「・・・・むむ!??」と察知。
(親にしか分からない、嫌な予感てきなものってありますよね)

実は我が娘、過去に二度夜中に高熱で熱性けいれんを起こした経験があり、
そのどちらにも共通していたのが、保育園のお迎えの車内で元気がないこと。
普段だったら保育園でお友達と何した〜や、今日はどの先生がお休みだった〜などを色々とお喋りして帰宅するのが日常なので、この変化は親の私にとっては一種の注意フラグ。

帰宅後、早速検温してみたら、その時点ですでに38.6度

(画像はイメージ)

熱性けいれんへのトラウマ・対策

前述の通り過去に二度熱性けいれんを経験しているため、
まずもって私の頭の中に浮かんだのは「今晩、やばいかも・・・」でした。

お子さんの熱性けいれんを経験されたことがある方であればどなたでも共感いただけると思いますが、
あれは本当に、トラウマになりますよね。
愛おしい我が子が、呼びかけにも応じず、目線も定まらない。
何かが取り憑いたんじゃないかという感じの怖さ。

もうあんな経験は二度とごめんだ。と思っていた私は、
(正直一度目でかなりトラウマになり、二度目に起きた時にも自分なりには対策したつもりだったのに再度けいれんが起きてしまったので、我が娘の体質もあるのか…とより一層対策を強めておりました)
あらかじめ坐薬も常備。
嘔吐にも直ぐ対応できるように枕元には桶を設置。
冷えピタ発動はもちろん、アイスノンと氷嚢のダブル稼働。

もうね。寝れませんよね、こっちはね。
いつでも瞬時に対応できるよう、常にアンテナを光らせた状態でスタンバイ。

結果的に、max40.1度まで熱は上がりましたが、適所で患部を冷やしたり坐薬投入をしたりで、今回は熱性けいれんは免れました。
はぁ〜良かった。

安心したのも束の間、熱が全然下がらない・・・

いやぁ〜。熱性けいれんを起こさずに朝を迎えられた時の安堵は、未だに忘れません。

と、安心したのも束の間。
今度は、熱が全然下がらない。

普段だったら、一晩の峠を越えれば翌日にはすぅ〜っと解熱していく娘なのですが、
翌日の火曜日も、終日38度後半〜39度をキープ

機嫌は良いし、食欲もいつも通りな感じだし、まぁもう少し様子を見るか。。。
と、発熱2日目の夜。

やっぱり熱って夜に上がりますね〜。。。
火曜日の夜も、熱性けいれんは起きずに済んだものの、40度近くまで上がってまた坐薬投入しました。

翌日水曜日、やはり熱は下がらず38度後半。

マレーシア医療機関への受診を決意

ここまで高熱が続くのはやはりおかしいよな、と思い、受診を決意。

正直、日本だったら発熱した時点ですぐ医療機関に行っていたと思います。
日本では児童医療費は無料(自治体によって自己負担あり)のため、病院へ行くハードルは非常に低い。
日本で子育てしていた時には、ちょろっと鼻水が出ただけでもすぐに耳鼻科へ連れて行ってました。
この制度は本当にありがたい限りです。

一方で、マレーシアではもちろんそのような制度は我々日本人にはなく、海外旅行保険や任意で加入している保険などがない場合は全額実費負担となるのが普通です。
我が家も現地の任意保険加入はしていますが、入院以上の医療費にしか出ない(=このプランがマレーシアでは結構多いんじゃないかな?)ため、少しの風邪症状であればちょっと自宅で様子を見て判断するようにしていました。

とはいえ今回は3日目に入っても熱が下がる気配がないため、
3日目の朝、マレーシアの医療機関を受診することに決めました。

マレーシアにある日系クリニック

マレーシアにも、もちろんたくさんの医療機関があり選択肢も様々
過去に熱性けいれんを起こした時は、いずれもマレーシア私立病院へ受診しました。

今回は昼間で救急でもないし、ずっと気になっていた【日系クリニック】へ初めて行ってみることに。
マレーシアには日系クリニックがいくつも存在しており、日本語対応がOKなところや日本各種保険も取り扱ってくれるところなど、非常に心強いです。
この存在は、海外生活に慣れていらっしゃらない方や英語があまり得意ではない方などにはとても嬉しいのではないでしょうか。
(もちろん、医療機関にお世話にならないことは一番嬉しいことですが😂)

今回私が娘を連れて行ったのは『ひばりクリニック
自宅からも遠過ぎない距離にあり、日本人向け情報誌でもよく目にしていたので、存在は知っていました。

いざ訪れてみたら、本当にびっくり!
「ここは日本かしら?」と思うほど、日本っぽさを感じる雰囲気でした。
受付カウンターでの会話から全て日本語。
院内の掲示物もほぼ日本語(もちろん英語もあるので、日英表記)。
マレーシア人医師の先生との診察にも、無料で日本語通訳を付けてくれます。
そして処方される薬の飲み方もしっかり日本語表記。

初めて受診しましたが、安心感ハンパなかったです。

院内の様子
こぢんまりしていてアットホームな感じ
子供が待ち時間に遊べるオモチャも置いてくれてました

発熱の原因は・・・

優しい中華系の女性医師との診察。
この時点でも、娘の熱は39.2度とかなり高熱。
高熱のため、念の為コロナとインフルエンザの検査を行うことに。

大人でも嫌な、あの長い綿棒を泣きながら鼻の奥に突っ込まれ、
待つこと約20分。


我が娘、、、、

インフルエンザA型でした。。。!

え…!?年中暑いマレーシアでインフルエンザ!?
と思われた方もいるかもしれません。
が、マレーシアでは一年中なんやかんやインフルエンザ(や、デング熱なども要注意💡)が発生はしているそう。

今回、娘は一体どこでウイルス感染してしまったのか・・・
なかなか思い当たる場面がありません。
が、なってしまったものは仕方ない。しっかりタミフル処方してもらって帰宅してきました。

処方された薬の山。笑
処方箋や薬の説明も全て日本語表記でした

万が一の時に備えて

冒頭にもお伝えしましたが、
体調不良や怪我などは、突然ふりかかってきます。
特にお子さんがいらっしゃる場合には、より気が気ではなくなる場面も多いのではないでしょうか。

海外生活をする際には特に、少しでも良いので事前に頭の中でシミュレーションしておくことをお勧めします。
かかりつけを早めに見つけるのも賢明ですね。

ちなみに今回、全額実費での受診料はRM512(約17,400円)でした。
もちろん健康はお金には代えられないし、この金額がどうこうと言うわけではありません。
でも決して安くはない。。。
(特に、マレーシアではタミフルがとても高いんだそう...😭)

普段の食生活はしかり、やはり健康第一でマレーシア子育てをしていかねばなと自分にも言い聞かせる機会となりました。

プチ英語フレーズ

今回は、医療機関を受診する際に知っておくと便利な英語表現をいくつかご紹介。
普段の生活ではなかなか頻繁に使わないけれど、
診察時に症状を説明する時には知っていると便利かと思います💡
(今回のように日系クリニックでは通訳してもらえる場合もありますが😃)

くしゃみ:sneeze(すにぃず)
咳:cough(こぁふ)
高熱:high fever(はいふぃばぁ)
下痢:diarrhea(だいありぁ)
坐薬:suppository(さぽぉじとりぃ)

万が一の際に知っておくと便利なシーンが出てきそうな英単語ですね👀
ぜひ覚えてみてください💪

終わり

今回も徒然なるままに、普段のマレーシア生活の一部をご紹介しました。
現地にいると当たり前なことも、日本にいる方やマレーシアに来てみたい方には珍しく感じることもあると思います。

これからも、なんてことないこ~んな日々の様子を、徒然日記としてお届けできたらなと思います。
ではまた次回~♪

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