マレーシアに来てからの【こどもの通院】について🏥
こんにちは、マレーシア徒然日記です。
先日、つい最近マレーシアへ移住して来られた方とお話している時に、
「マレーシアで病院ってどうされてます？特にこどものちょっとした症状の時とかって通院されてます？」とふと質問を受けました。
今日はそんな、マレーシア生活の中でのこどもの通院について、あくまでも私の状況ではありますが、書いていきたいと思います。
（※お子さまに持病がある方などはまた違ったアプローチになるかと思いますので、あくまでも参考までにご覧ください）
小児科・耳鼻科の常連だった我が子
日本国内にいた時（→私は2020年に日本で娘を出産し、娘が2歳半になるまではコロナの影響で日本在住でした）は、
ありがたすぎることに「こども医療費受給資格者証」の存在によって、
今思えばかなりの頻度で我が子を小児科や耳鼻科に連れて行っていた気がします。
ちょっとでも咳や鼻水が出た日には「よし！近くの耳鼻科行こう👍」と、子供と手を繋いでお散歩がてら自宅近くの耳鼻科へ。笑
診察はもちろん、耳そうじや吸入などもしてくれて、そしてお薬も処方してもらえる。そしてそれが無料（←これは確か自治体によって負担額は異なるかと思います。私が暮らしていた市では自己負担は0円でした）💰
よく通っていた耳鼻科なんて、内装も子供向けに作ってくれていたり、吸入も色々なフルーツ味から選べたりと、娘にとってもひとつの小さなテーマパークのように感じていたようで、一度も行き渋ることもなく、本当によく通わせて頂きました。また、産まれてから定期的に発生する予防接種も自宅近くの小児科で打ってもらっていたので、私と娘の中で【病院へ行くハードル】が限りなく低かったように感じます。
マレーシアへ移住してからは、なんだかその日々も懐かしく感じます。
そして同時にこの点は「やっぱり日本に住むメリットだったよなぁ〜」としみじみしております。笑
言わずもがな、通院時の受付や診察の時にこどもの症状を伝えるのももちろん慣れた日本語🙆♀️
マレーシアにも日本語が通じるクリニックはいくつかありますが、その分料金はやっぱり割高。（これはマレーシア在住歴が長めなママ友とよく話します。あくまでも肌感ではありますが、マレーシアのローカルクリニックと同じ症状・処方内容でも料金は2〜3倍くらいかかるイメージです）
マレーシアに来てからの変化
そんな感じで、出生時〜2歳半までを日本で過ごし、通院に関しても【気軽に】行っていた私たち。
マレーシアへ移ってからは、もちろんその状況も変化しました。
良くなった点もあり、一方でやはり魔法カード（＝こども医療費受給資格者証←笑）が無くなったことにより残念に思う点もあります。
🌴年中温暖な気候による『体調の安定』 🌴
これはマレーシアへ移住して「良かった」点のひとつです。
四季があり年間を通して気温の変化が激しい日本では、なんだかず〜っと保育園の誰か or 娘が咳や鼻水を垂らしていたイメージ。苦笑
日本の保育園あるあるかと思いますが、園内でウイルスが循環している感じ。笑
加えて、昨今の地球温暖化の影響もあり、日本の冬は例年以上に寒くそして夏は非常に暑く（＝酷暑に）なってきている現状なので、寒暖差による体調不良はさらに蔓延しているのではないでしょうか。
一方で、マレーシア🇲🇾は年中通してずっと平均気温28-30度くらいの温暖な気候。
日本の四季とは異なり雨季と乾季の二季が存在はしていますが、湿度が常に高めなので、ウイルスが大好きな「乾燥」とは比較的遠い環境にはあります。
（まぁその分、物がカビやすかったりと他の弊害も否めないけども。。。笑）
※※※
認識違いがないようにお伝えすると、そんなマレーシアでもインフルエンザやウイルス感染症が起きることももちろんあります。！！冷房が効いた室内は乾燥もしているだろうし、ウイルスは正直どこにでも存在はしますよね。
実際に私の娘も、3歳の時にマレーシアで一度インフルエンザにかかりました。
その気候のおかげなのか、娘をマレーシアのローカル保育園に通わせ始めた（＝集団生活をもった）時には、日本の保育園時代で見たような現象は比較的見ることはなく、娘自身も体調を崩して保育園を休むということは（日本の時と比較して）マレーシアではほぼなかったように記憶しています。
もちろんお子さま個人個人で体調面や環境順応の違いはあるかと思うので、あくまでも我が家の場合は、です。
その変化と相まり、日本で保持できていた魔法カードも無くなってしまったマレーシア生活では、本当の緊急時以外は基本的に通院することがなくなりました。
私がよくしていること
上述の通り、通院へのハードルが上がったが故にできる限り通院をしなくなったマレーシアでは、私はこんなことをして日々をやり過ごしています。
緊急時にはマレーシアの大きな総合病院へ
日本語が通じるクリニックは、言語面における安心感が得られるのは確かです。
ただその分、以下のようなデメリットも存在します。
・料金が割高（これは前述と同様）
・専門性には乏しいため、症状や場合によっては結局マレーシア現地の総合病院へ行かされることも
特に一点目の料金面については、診察後の詳細を確認して見ても、診察料や薬処方料などがやたら高いな…という印象はどうしても否めません。
参考までにですが、以前娘がインフルエンザにかかって日系クリニックへかかった際の料金はこんな感じ。
インフルエンザと診断を受けたのでタミフル処方も受けて料金が上がっている点もありますが、「○○ Fee」というローカル総合病院にはない項目 or ローカル病院ではもっと安かったり、薬の処方代自体もローカル病院よりはやはり割高かな〜という印象。
もちろん医療に関しては「安心料」というものも含まれるため、この料金が良い悪いというのは一切思っていないです⚠️あくまでも参考にお載せしています。
また、マレーシアの医療はおそらく日本人の方が想像しているよりも発達しています。
もちろん、マレーシアの政府機関（＝「Government Hospital」とよく呼ばれます）に行ってしまうと、料金は激安！だけど医療や施設の質や待ち時間など壮絶な環境…….😨だと耳にしたことがあるので、行くのはお勧めしません（全力で反対）🙅♀️
マレーシアでも、プライベート運営で且つ大きめな総合病院が良いと思います。
総合病院の中には日本語対応をしてくれるところもありますし、何よりも、数多くのドクター（＝網羅した専門性）がいるため、症状に合わせて総合受付であるコンシェルジュが行くべき先を案内してくれます。
マレーシアで生活される方は、お住まいの近くの病院をMap上やサイト上でも良いので事前に見ておくことをお勧めします。
子供に合った薬はマレーシア現地の薬局でもチェック✅
一度何かしらのきっかけで病院にかかったら、その時に処方してもらった薬（＝今は娘が4歳と低年齢なので、ほとんどの場合シロップ薬が処方されてます）のパッケージなどを写真に残して、モールや街中にある薬局で薬剤師さんにそれを見せて似た成分・効能の薬を提案してもらったりもします。
病院にかかるとやはり診察料自体も全額実費でかかってしまうので、「日本にいたときほど頻繁には行けない。」「でも子供が咳や鼻水などの軽い症状を持ち始めたら、できるだけ早めに対処したい。」という考えから、マレーシアではこうしています。
マレーシアの薬局では、基本的に薬剤師さんに相談して薬を購入する流れが置かれていますが、その市販薬の料金は安価で手に入れやすいです。
実際に先日、ある病院で診察時にRM35（約1,100円）で処方してもらった解熱シロップが娘には非常に相性が良く、その写真を薬局の薬剤師さんに見せ、ブランドが違うだけで成分や効能は全く同じのシロップを市販薬局で提案してもらい、お値段RM9.0（約300円）で購入しました。（こんなにも違うものか…！）
日本で処方された薬でも、処方箋や薬の詳細が分かれば、マレーシアにいる薬剤師さんに相談してみるのもアリかもしれないですね💡
お子様によく効く定番の薬は、成分も合わせてチェックしておくと良いです。
日本一時帰国時に入手できるものは入手する
体内に直接入れる飲み薬は私は行ったことないですが、
肌が赤くなったり乾燥して肌トラブルが起きた時によく処方される「リンデロン」「ロコイド」などの塗り薬は、日本への一時帰国期間が長い場合は、日本の病院へかかり少し多めに処方してもらったりもしています。（もちろん先生に背景や事情をお伝えした上で）
また、日本の薬局でよく見かけるアンパンマンのいちご味♪みたいな総合風邪薬も一箱ほど購入して、いわばお守りとしてマレーシアへ持って帰ったりもあります。
（たぶん子供向けの総合風邪薬もマレーシアにある薬局で見つけられちゃうと思いますが、娘がアンパンマンなど日本の薬局で見慣れたキャラ箱を好むので。笑）
できるだけローカライズできるように
とはいえ、長くマレーシア移住を決めている場合は、可能な範囲でできる限りローカライズできていくことを私はお勧めします。
在庫が切れてしまった時に焦らなくても済むし、料金も安価に済ませられることが多い。
病気や怪我系は、常に発生することではないし、いつ何時起きるかも分からない。
どうしても移住する際のやることリストでは後回しにしてしまいがちなトピックだと思うので、この記事がどなたかのお役に立てていれば幸いです。
終わり
今回も徒然なるままに、普段のマレーシア生活の一部をご紹介しました。
現地にいると当たり前なことも、日本にいる方やマレーシアに来てみたい方には珍しく感じることもあると思います。
これからも、なんてことないこ～んな日々の様子を、徒然日記としてお届けできたらなと思います。
ではまた次回～♪
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