想定外だらけの予定帝王切開

こんにちは、りんりんです。
昨日、ついに出産しました!とても壮絶だった泣 一生忘れない気もするけど、記録に残してみます。(妊婦さんは怖くなるかもしれないので閲覧注意です)

そもそも私の妊婦生活は想定外だらけでした。
妊娠初期は悪阻もあり全てのことにやる気が全く起きませんでした。
安定期は旅行にも行ったりよく歩いたり、割と楽しめていて妊娠初期を乗り越えたら妊婦生活もいけるなと思ってた矢先…
妊娠8ヶ月検診で切迫早産診断。突然、仕事を休むよう医者に言われました。
自宅安静で入院は避けることができたのはまだ良かったのですが急に引きこもり生活となりました。
妊娠後期は腰痛や便秘、痔、妊娠線などをよく聞いていて警戒していたのですが、それらの症状は全くなくまさかだなぁと思っていたところ今度は逆子が発覚。
逆子と切迫早産のコラボなので、逆子体操なども推奨されず特に対策もできませんでした。

元々、出産についてはすごく恐怖を感じていたので予定無痛分娩を計画していました。予定帝王切開になるかも、ということについてはまあ陣痛は体験しなくて良いからいいかと思っていました。
しかしいざ週数が進んでくると、帝王切開は傷跡が痛いと目にするようになりだんだんと恐怖が…
臨月になり、結局逆子のまま。臨月でも胎動は小さくならず、股へのキックが痛くて最後は寝ていることが多かったです。

逆子のまま、陣痛がくると危険なので予定帝王切開は予定日よりも2週間程度早い手術になります。本当にお腹を切るのが怖すぎてブルーでしたが、同じ予定帝王切開を経験した方が「私は傷が全然痛くなかったよ、医療の進化ってすごい」と教えてくれたのでその言葉を励みに手術当日を迎えました。

さて、手術当日。
帝王切開の傷跡が痛い話はよく見かけたのですが、手術自体は早く終わるのでリラックスできるイメージでした。手術の前に、プラス料金で産後の傷の痛み止めの点滴を追加できる無痛帝王切開の話を聞きもちろんやることに。
産後の傷の痛みの心配も和らぎ、いざ手術へ。

まずは背中への麻酔。麻酔を打つのは多少痛いですが我慢できるレベル。あとは麻酔の効き具合で量を調整。
とここで、すごく気分が悪くなり嘔吐!
麻酔の副作用で吐き気や頭痛などがあるらしく、私すごく薬に反応しやすかったみたいです…
嘔吐しても手術は進んでいきますが、そこから猛烈な頭痛が。頭がカチ割れそうな痛みがずっと続き辛くて涙が止まりませんでした。
頭が痛い〜と過呼吸気味に泣きながら進む手術…そして、赤ちゃん出てきたよ!と見せてもらい、出てきた喜びや無事で良かった安心とあまりの頭痛に更に泣き、引き続き泣きながら横には赤ちゃんが見え、手術は続きました。
赤ちゃんが無事生まれて良かった、手術がこんなに辛いなんて、私本当に二度とこんな体験するのは無理だ、辛すぎるとしばらくカオスな感情も続きました。

お腹を閉じ、まだ頭痛が治らない私。
医者がいつもこんな血圧高い?と言い、血圧を下げる点滴を投入。この点滴をすると一気に頭痛がひいて、私の苦しさも終わりました。
手術中は、血圧が下がることはよくあるようですか、稀に私のように血圧が上がることもあるようです。いつも低血圧な私が急に高血圧になったため、激しい頭痛が。
本当に辛かった…

その後、下半身麻酔で全く動けないので寝たきりのまま部屋に戻り、やっと終わったとひと安心。傷の痛みも痛み止めのおかげで痛くなくてリラックスしていると、今度は子宮に痛みが…
全くノーマークだった後陣痛の痛みでした。
傷跡に効く痛み止め点滴も効かず、またも苦しい時間が。後陣痛に効く、座薬を入れてもらいようやく落ち着きました。
この後陣痛も経産婦は痛がることがあるけど、初産で痛いのはあまりないそう。

本当につくづく想定外の壮絶な出産でした。
赤ちゃんは本当に小さくてとっても可愛いけど、身体がボロボロなのでほんの少ししかまだ会えていません。しかしひとまず回復に努めます。

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