リノベーションってどういう風に進めるの?図面や3D画像を使って打ち合わせ
リノベーションをすると決まれば、完成イメージはどんどん膨らみます。しかし、業者相手にイメージを上手に伝えるはなかなか難しいもの。
自分たちが思い描いてるものが、しっかり伝わっているかも心配になりますよね。
そこで今回は、施工までの一連の流れをご紹介したいと思います。
1.現地調査
まず、リノベーション業者が水平器とメジャーを持って現地の寸法や写真を撮りに行きます。
その時、建物の状態も併せてチェックしていきます。
このように、現地量差で図面をつくり情報を書き込んでいきます。
築年数の古い住宅は、新築当初の図面が無いことが多い為、アナログではありますが手書き図面を作成します。ここに、現状の仕上げ方法やスイッチ・コンセントの位置などを細かく落とし込んでいきます。
2.BEFORE 図面作成
その後、現地調査で落とし込んだ寸法を基にデジタルの図面を作成します。
デジタルの図面に正確に落とし込むことで、工事の際のアクシデントも未然に防ぐ事が出来ます。その為、正確な数値を落とし込んでいくことがとても重要となります。
3.AFTER 図面作成
さらにBEFORE 図面を基にして、AFTER 図面を作成します。
図面を見ることでイメージがしやすくなるので、「なんだか思い描いてるものと違うな」と思ったら、この時にしっかり伝える事が大切です。
4.立体化
ある程度間取りが決まってくると、今度はAFTER 図面を3D化させてより分かりやすくしていきます。
立体的になることで、よりイメージもしやすく、家具などの配置イメージをつくるとこもできます。
内装仕上げの色味や質感等の打ち合わせも、この3Dイメージを活用し決定していきます。
実際にどう変わる!?
リノベーションで変わる間取り
ここまででいざ着工!となるわけですが、最後に現況から施工後までの変わっていく様子をご覧ください。
◆現況画像(すべて同じ方向からのカットです)
老朽化して雨漏りも多い部屋でした。キッチンとの間のガラス戸もちょっと窮屈に。この部屋を3D画像にしてみましょう!
◆AFTER 3D画像
LDKがつながり広々と。採光もばっちりで、明るい雰囲気になりました。しかし、あくまで3D。「本当にこんなにきれいになるの…?」と思うかもしれません。では、実際に施工後の部屋を見てみましょう。
◆施工後写真
どうですか?まだ、家具の配置前ですが、雨漏りだらけの中古住宅が蘇りました。
何よりも3Dパース画像と実際の施工後の写真に、違いがほとんどないと思いませんか?
後悔しないリノベーションには、まずは思ったとおりのイメージを伝えることが大事です。
図面や3D画像の段階で、「ちょっと違うな」「もっとこうしたい」などの不安があれば、遠慮せず担当者にしっかりと伝えてみましょう。
そうする事で、意思疎通が図れスムーズに進めることができますよ!
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