中古住宅の昔ながらの間取りを活かして現代風にリノベーション
昔の住まいには床の間や広縁などがあり、味わいやゆとりこそあるものの、ライフスタイルによっては合理的ではないことも多々あります。
そこで、昔ながらの住まいを現代の住まいにマッチングするような間取りの変え方についてご紹介します。
広縁部分をなくし
広々としたLDKの洋室へ
まず、昔の和室には必ずあると言ってもいい「広縁」スペース。和室を洋室に変える際に、広縁部分も含めて床をリノベーションすれば和室だった頃よりもゆとりのある洋室が出来上がります。
そこれも、昔は多かった…
男女で別れたトイレ
近年は洋式のトイレが増え、昔に比べると男性もしゃがんで用を足す事も多い。そのせいか、今は自宅で大と小が別々のトイレっていうのはあまり見かけなくなりました。
逆に、洗面脱衣室の広さが求められることが多くなったので、既存の水回りを生かして広々とした洗面脱衣室のような部屋を作ると良いでしょう。
既存の仏間や床の間を
収納へ
また、昔の住まいでは収納スペースが圧倒的に少ないことが多いです。この問題を解決するのに、床の間や仏間を利用するケースもあります。
それでも足りない場合は、床下に収納を作るのも良いでしょう。
残したいものは残す
自分好みのリノベーションへ
家の外でいえば、以前の持ち主が植えた木が庭に植えてあることもありますよね。その場合は、要らないものは伐採し、気に入った樹木は残したり足したりして自分好みの庭を造るのもリノベーションの楽しみ方の一つです。
昔と今、時代の流れとともに、住宅に求めるものが少しずつ変わっています。既存の間取りを生かしつつ、残すものは残し、自分らしい素敵な住まいを作り上げましょう。
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