え、ほんと?中古住宅購入には消費税がかからない!?
買物をすれば、必ず支払わなければならない消費税。実は中古住宅を購入する場合は、購入物件に対する消費税はかからない事が多いっていうのはご存知でしょうか?意外と知られていないその理由について、簡単にご説明します。
中古住宅の売買は一般個人が多い!
そもそも、消費税は事業者が提供する商品やサービスに対して課税されるので、個人が売主である場合には消費税が課税されないんです。
言われてみると、おー。なるほど!と頷けますよね。
ですが、中古住宅の多くは不動産仲介業者の仲介(媒介)によって取引されています。そのため、この不動産仲介業者へ支払う仲介手数料は消費税の課税対象となるのです。
仲介手数料は売買価格の3%+6万円が上限ですから、そこにかかる消費税は新築住宅の売買価格にかかる消費税に比べると小さな金額といえます。
売主が不動産会社の場合は注意!
また、個人が売主ではなく不動産会社が売主となって中古住宅を販売しているケースでは、消費税がかかります。中古住宅を購入する際は、誰が売主かによって消費税が課税されるか決まりますので、注意が必要ですね。
物件を売る人によって違います。
意外と知られていない、中古住宅の売買に関する消費税の話。1番身近な税金ですが、購入する物件の金額が大きくなれば決して侮れません。
消費税は、住宅のような大きな買い物では無視できないもの。その分、購入予算に回せると手の届く範囲も変わるので、中古住宅を購入する際は慎重に考えましょう。
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