見出し画像

マンションリノベあるある!天井の梁が邪魔で扉が交換できない時の解決策を教えます

中古マンションを購入し、リノベーションを検討したとき、意外に見落としてしまうのが天井に通っている梁と呼ばれる構造体の問題です。

扉を新しくしたいのに、高さが決まっている既製品では梁が邪魔をして取り付けられないということもしばしば。

今回はそんなお悩みの解決策をご紹介します!

そもそも梁ってなんなの!?

画像1

戸建て住宅は壁で建物を支える壁式構造が一般的です。

一方、中高層マンションで多く採用されているのが建物を垂直方向の柱と水平方向の梁で支えるラーメン構造です。

このラーメン構造のラーメンは食べ物のことではなく、ドイツ語で「額縁」や「枠」という意味があります。

柱と梁の接点をしっかりと接合することで、耐震性を確保しています。

柱と梁が構造体となり建物そのものの強度を保っているため、邪魔だからといって解体することは出来ません。

扉の上に梁が通っている場合
扉は新しく出来ないの!?

既製品の扉はメーカーによって多少違いがありますが、2m程度が規格品となっていることが多いです。扉の上に梁が通っていて、床から梁までが2m未満の場合は既製品での取り替えは出来ません。

では扉の交換は諦めるしかないのか...。

この問題は扉を造作することで解決できます!

既存の扉の枠を活かして、
オンリーワンの扉を造作!

画像2

梁の下に取り付けてある既存の扉は新築時に特注で作られていることが多く、同じ高さと幅の扉を探すのは極めて難しいです。

しかし、既存の扉の枠を活かして、扉そのものを造作することが出来ます。

既存の扉の枠にジャストサイズで取り付けが出来るだけではなく、イメージしている扉を自由に作ることが出来ることも造作建具のメリットです。

画像3

お部屋にアクセントを加えるために塗装をしたり、アンティーク調のガラスやお好きな取手を付けたりと既製品にはないオリジナルの扉を作り上げることが出来ます。

もちろん既存の枠がない場合でも、枠から造作することも可能なのでオンリーワンな扉を作りたいという方は、ぜひ造作してみてはいかがでしょうか?

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?