自尊心と育ちに悩む人とコンプレックス商法・産業

自尊心を向上させる、あるいは自己否定感を改善するといった
うたい文句の本やアイテムをよく見かけるようになった。

最近、印象に残ったのは女性誌のふろくで
自己否定感を改善するノート+万年筆。それぞれ別売り販売。
私はその時、ほしいと思ったのだが、手を止めた。
自己否定感あるいは自尊心の低さの書籍をメインに、継続して商品に注目していたので、商品自体は他のはやりものと大差はないし、記事を書くにあたってたまたま、今回が疑問を抱いただけにすぎなかったということは明記しておきたい。
それというのも、今年春からにかけて自己否定感や自尊心の低さを改善したいと思う出来事があった。少なくとも、私にとって大切なものに関わる改善点だったので注目した次第だ。

妙に見かけるなと意識しだしたのはここ数か月だが
ふと頭に浮かんだのはこれらも弱い精神に訴えかける商売にすぎないのだなと。浮かんだワード通り検索にかけたところ
「コンプレックス産業」「コンプレックス商法」という通俗名が既出していたので詳細や自分の意見や解釈も入れてみたいと考えた方は参考にしてもいいかもしれない。もうずっと前から気付いていた人からしたら今更かよ。という感じではあるだろうが、私のスタート地点が現在なのでそこは認可をお願いしたい。

コンプレックス産業といえばまず頭にでるのは美容整形やダイエット用品かもしれない。元来それらも「精神的に参ってる状態の人がすがるもの」であると思う。

ダイエットに関して「飲めば痩せる」とか「効果のない糖質抜きダイエット」「間違ったチートデイを教授」しているのは苦笑せざる得ない、自信を持てるダイエット成功経験があるので、断言するが、痩せない体はない。弱いのは心と意思だけである。

美容整形については、納得がいって人生が好転する人は多くいるので私の考えは「美容整形」に対してはすごくといっていいほどに前向きである。ただし、心の病院としての認知での意見。
これについては近日 小説家 湊かなえさんが「カケラ」という小説でよく触れられていたので興味のある方はまず小説から入るのもよいかと思う。大変読みやすい文体の作家なので彼女のテイストが好きであればおすすめしたい。脱線が強く別の記事になりそうなので本題に戻る。

コンプレックス商法について
自尊心の低さを改善するために「あの人は自身がないから強気なのだ、可哀相に・・・笑」
とばかりの記載はいわば「他人を見下せ」というふうにも受け取られるものも見えるのだが
それはそもそも低い人格である改善になるどころか「自分を下げる行為を助長している」に過ぎず
それで、良心が痛まないような人間であるならば「自尊心」の低さより「良心」に問いかけるべきだ。
自分はそういう生き方をしたいのか。

他にも「育ちのいいひと」関連の書物を
見かけることも多い。また時間の問題もかね、継続的にnoteを再開していきたい。


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