「その日は突然に」
2022年8月某日
アーミーをさせて頂いているお絵描きライバーUJ🍎さんは、朝と夜の毎日配信をコツコツと続けていた。
予兆は感じていた、、、古参リスナーがいつの間にかいなくなっていたり、ギフトが飛ばない日は落ち込んでいて、その落ち込む自分にも自己嫌悪しているさまが画面から見て取れた。
、、、その日のことはよく覚えている。
仕事が一旦終わって、駐車場からコンビニへ向かうときに、ギャングの通知がすっと届いた。
一瞬言葉を失った。ライバーUJさん🍎のガーディアンからのアナウンスである。
「本日以降の配信はお休みになります、、 今後の活動も未定になります、、」
これはもう帰ってくることはない、、と悟ってしまった。
ライバーさんに限界がきて突然引退してしまうというのはちらほらと耳にしていた。またちなみに実際、あるゲームライバーさんが急に引退したという現場に以前遭遇していた。
しかしこの急転直下の展開は予想以上にメンタルに来た。なんとなく仕事が手につかず、、しばらくすると忘れて、仕事が終わると、あ、辞めてしまったんだな、、と思い出して心臓がきゅっとなった。
フォローしようがない、声掛けする機会もない、、というところが最もきつかった点であったと思われる。
この時、どのようなライバーさんがこういう状況に陥ってしまうか考えた。恐らく、ギフトも気になるが楽しい配信も続けたい、、この狭間にいる ライバーさんは、かなりメンタルが強くないと折れてしまうかもしれない。 逆にギフトをしっかりとせがむライバーさんの方がストレスはかからないかもしれないとも思えた。
ただライバーUJさん🍎のそのような姿はイメージできなかった。
しかしギフトを投げて貰える、ビッグギフターの方が来てくれて大量投下してくれるのは、ライバーの頑張りとは正比例しないのである。(参考 必勝17さん「純粋の弱さ」)
ライバーUJさん🍎は自分の頑張りが足りないから、、、と感じていたようである。そんなことないよ、、楽しいよと声掛けしたかったが、もうライバー様はいなかった。
…このライバーUJさん🍎はふとしたきっかけでまた出会う事になるのだが、それはまた別のお話。
必勝17さん 純粋の弱さ
https://bit.ly/3VMMqQq