1ヶ月の出勤拒否後、退職
3,000字近い記事になってしまったのでこの先は覚悟してくれ。
新卒で入った二次診療の動物病院を2024年10月に辞めた。
6年間勤めて来たが、最終出勤となったのは今までやってこなかったのに最近お上につつかれて仕方なく形だけで始まったであろう科内ミーティングの第二回目。
科内構成
辞めた決定打エピソード
新棟が建つ事となり、パートバイトを含め、人を闇雲に雇い始めたが定着する事なく、色んな方が賢明な判断をしていった。
ある時、大学生のアルバイト君が週５で入る事となった。我々正社は8時、彼は9時出勤なのだが、絶妙に5分とか3分後にしれっと遅刻してくる。
最初の1、2回で（遅刻癖がある子か…）と察し、一応責任者として、彼の将来のため、場をまとめるために2回目で厳しめに注意をした。
注意をした感じ、素直で真面目な裕福な家庭の陰キャとお見受けし、接し方では良い方向に変わりそうだと思った。注意した翌日はちゃんと5分前に来たし。
まずは1週間。私がいない日もあったがタレコミでまだ遅刻していると報告を受けていた。主任（以下、こいつ、あいつ）が遅刻癖を知ってか知らずか動かなさそうだったので、私が休憩に行くタイミングで個人的に呼び出した。
あんまりしっかり叱るとパワハラや労基問題になり兼ねないので、休憩室で世間話するテンションでお話した。関係が浅いなりに精いっぱいのゆるいシチュエーションを演出した。
まずは9時出勤が厳しいのか確認し、二度寝する人なのか、5分の小刻み遅刻をどう思っているかなど、私個人として寄り添いながら話した。
「これから社会人になるなら今のうちに5分前くらいには出勤出来たほうが良いと思うんやけどどう？」という意見に賛成をいただいたので、来週は5分前に出勤する目標を彼と決め、遅刻した時の部屋の入り方も伝授した。
あくまで私と彼の個人間の約束なので、もちろんミーティングでは報告しないつもりだった。彼の名誉的にも。
数日後の第二回のミーティングにて、私とあまりシフト被らない同期のおばさんから無事、彼の遅刻癖の話が出た。まぁ、そうよな。
そこですかさず、個人的にこんな約束はしました、しばらく様子見て改善するならミーティングで報告するつもりはなかったですと言ったところ
主任「え？遅刻してるの？それは俺に報告欲しかった。」
もうこの一言に全てが詰まってた。
知らんのお前だけやで？ほんでなんかうちのせいにすな。
この後、感情を鎮めるのに必死で終わりまで何話したか全く覚えてない。
めでたく翌日から出勤拒否である。
次顔を見たらゴム手袋して、あいつの頭掴んで、いつも業務せんと何しとるんか分からん自前ノートPCに誰かが止めるまで顔を何回も強打させてた。（当時は割と本気で）
今までもこいつに評価されるの嫌だなぁと思ってたけど、道路上の歩行者より周りが見えてない野生のこいつが私の給料に影響していると思うと人生に支障が出ると気づいた。人が少ない中業務を全うしても、キャパ以上の負担責任を負い続けても、給料に反映されないし平の先もない。
非常に自分勝手だが、仕事に行く気が失せたというのが適切な言葉。
実はほぼ犯罪者
さらにこいつにはセクハラ完遂の前科がある。
3年目にして私の初めての後輩が被害者。同い年で性格の相性も良くプライベートでもよく遊んでた。
だが、あいつのせいで2年で辞めてしまう。
彼女が入社して、ずっと話を聞いていたが1年経った頃に「セクハラやと思う？」と確認したところ、同意した。
そこから警戒態勢でいたのを平として本格的に奮闘したが加速する一方。
科長とも話したが、保身的な回答しか得られず。
最終的に彼女は出勤出来なくなってしまった。限界突破した瞬間も見ていた。
顔も見たくない、逆恨みも怖いという事で泣き寝入りの退職を選択。
もれなくあいつは事実確認をとられることなく主任のまま。なんの処遇もされなかった。
被害者と上司の狭間で、速攻性のある私に出来る事は他になかったのか、未だに考えるし後悔している。多分これからも。
あれから数年経った今も連絡を取ってくれているが、やはり思い出すから会えないと断られたこともある。しかも最近の話。
彼女から聞いてる事象だけでも非常に気色悪いものなのに、きっと口に出すのもはばかれるような事をされて来たんだと思うと、一生許せない。
私と彼女のこれからの人生に関与する事なく視界の外で長く苦しんでいて欲しい。
新人潰し
そして賢い人は早急に辞める。
科の雰囲気的にも内気で、上司に噛みついたり意見言うのは私くらい。
あいつは採用するだけして後はノータッチ。フィードバックを聞く事もない。釣った魚に餌をやらない、そのまんま。
仕事の振り方も雑。相手の反応、ニュアンスで思いやることができない、致命的な上司。だからセクハラも出来ちゃう。雑に振られて困ってる後輩のフォローにすかさず回るのがお決まり。
辞める方の中で、「一番よくして頂きました。」と言ってくれることもあり、何とも言えない気持ちにもなった。
結局運営も
どうにかして主任をこき下ろして再構築を目論んでいたが、運営側がセクハラを隠蔽というか、解決したことにしているのを感じて信用はマイナスへ。
そんな事ができる運営など、従業員、職場環境の事はまず考えちゃない。
ただでさえ、この犯罪者より低い給料で同等の責任を背負わされて、プライドもへったくれもないのに。
お上は安く無心で機械的に動いてくれる人をご所望なようで。主役はプライドがエベレストの古くて偉い人達なのです。
休職も2回した
会社既定の休職期間も超過した。戻っても戻ってもアホみたいに毎回同じ辞めたい症候群で「今の精神状態で判断してはいけない、会社の制度を思う存分使い一旦休んで回復したら考えなさい」と先延ばしにされてきた。
あんなん相手を思いやる言葉みたいに聞こえるが、退職された時の諸々出費、労力を嫌がる大人の下心満載な口説き文句である。巧妙なセリフ。天才だな。
1人の退職により受ける会社の損失は1千万らしい。
改善するから環境見直すからと気休めの言葉はいくらでも言える。本気で辞めて欲しくないなら適切なヒアリングをして具体的な対策と期限を設けて態度で示すのが道理だと思うが。大人ならさ。
そして今
辞めたいと思った時に辞めとけばよかったと後悔している。失業手当も減額されずに受給できるし。辞めなくてよかったと思えた事は少なくとも今に至る3年間で思ったことない。あ、強いて言うなら手取り20万未満、年間休日105日くらいで約7年間勤めてた事により、安定性と忍耐力があるんだなと印象付けられることかな。
以上が退職の言い訳と文句であります。
完全敗北。
だけど今すごく活き活きしてる。辞めてよかったって毎日思ってる。20代で一番活気があると断言する。
さて、これから悪あがきの退職のあいさつをあいつにメールしてくるか。