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カンボジアでブドウ球菌に感染した話。

こんにちは。 世界放浪中のリノです。
今回のnoteでは、旅中に起こったトラブルについてお話しします。

私の人生で過去1過酷な暮らしだったカンボジア

私は先進国の日本生まれ日本育ち。
カンボジア暮らしをしてから、改めて自分がどれだけ恵まれた環境で生きてきたかを感じました。

私はカンボジアのプノンペンで、2週間ボランティアをして過ごしていました。
ボランティア先は基本クーラーのない環境。
夜寝る時も、扇風機で過ごしていました。
扇風機の風は生ぬるく、毎日熱帯夜でとても熟睡できる環境ではなかったです。
日中は毎日40度近く上がるプノンペンなので、私にとってはかなり過酷な毎日でした。

きっと人生で一番汗をかいたし、
人生で一番水を飲んでいたと思います。笑
汗をかきすぎて、汗疹が首にも顔にもできました。笑

そして暑さ以外にもう一つ過酷だった条件が、汚さ。
現地人ですら、汚いから感染症には気をつけろと言うぐらいの環境です。

私はボランティア中、右手の薬指にちょっとした傷を負いました。
(なんで傷ができたのかは覚えてません。本当になんてことないよくある傷)
大したことがなさそうだったので、絆創膏を貼って過ごしていましたが、
その傷は日に日に大きくなっていきました。
そしてだんだんと痛みも増し、指は曲げれなくなり、皮膚は火傷を負ったような見た目になってしまったのです。
その後、数時間経つと今度は白いブツブツが指に大量に発生。
そのできものは次第に黄色く膿を持つようになり、黄色い膿がボタボタと指から落ちてくるようになりました。
この時は脂汗をかくぐらい痛かったです。

流石に我慢の限界で、病院へ駆け込みました。
ベテランの医師に診ていただいたのですが、かなり驚かれました。
診断された病名は、ブドウ球菌感染症。
それもかなり深刻だと言われました。

初診から5日間プノンペンで病院へ通い続け、毎日消毒と薬を塗ってもらいました。
消毒が発狂するかと思うぐらい痛かったのです…
火傷のように皮膚がただれてしまっていたので、冗談ではなく、涙が勝手に流れ落ちるほど痛かった。
痛みにショックを受け、その後気分が悪くなり、寝込むほどでした…笑

こんな状態になってしまったので、世界放浪諦めて帰国するべきか…とも考えたのですが、まだ旅が始まったばかりで、諦めきれなかったので続けることに。

カンボジアの医師に、次はタイに行く予定だということを伝えたら、
タイでも病院へ行くよう指示されました。
すごく丁寧に診断書を書いてくれ、滞在予定のホステルから近い病院まで探してくれました。本当に感謝しています。

タイでは3日間ほど病院へ通い、あとは自分で消毒して薬を塗れば良いと言われたので、病院通いは終了しましたが、いまだに治療中です。
まだ包帯が外せない状態なので生活がとてもとても不便ですが、早く完治できるように治療頑張ります…

発展途上国では感染症に気をつけて!

今後発展途上国へ行く皆さん。
どうか“ここは日本とは違う環境“ということを心に留めておいてください。
日本ではどうってことない皮膚の傷さえ、大変な感染症を起こしてしまう可能性があります。
もし傷を作ってしまった場合は、すぐに消毒して薬を塗ることです。
本当に気をつけてください…

おしまい

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