ヨーロピアンから学んだ、人生を楽しむコツ
お久しぶりです、リノです。
8ヶ月弱のオーストラリアワーホリを一旦終え、一時帰国してきました。
これまで色んな国をタビしてきた私ですが、
アジア人以外の方々(主にヨーロピアンの方々)と多くの時間を過ごし、仲良くなったのは今回が初めてでした。
今までは、日本と文化や価値観の近いアジア人(主に韓国人や台湾人)と仲良くなることが多かったので、全てが新鮮で、彼らからいろんな学びを得ることができました。
今回のnoteでは、私がヨーロピアンと親しくなって感じた、
彼らのすごいところ、真似したいなと思ったことを日本人の皆様に共有したいと思います。(※あくまで私の主観です🙏)
①しっかり自己主張をする
相手への思いやりも忘れず、でも自分の意見もしっかり主張する。
決して自己犠牲的な態度は取らない。
一見簡単そうに見えますが、意外と難しいことをサラっとできる彼ら。
ほんの少しの争いごとも面倒で避けたがりな私は、
人生に関わる大きな決断以外は、基本相手に合わせてしまいます。
意見を求められても、自分の本音というより、
相手の顔色を見て、相手が求めていそうな意見を述べてしまう。
断る時も、ハッキリNOと言うのでは無く、曖昧な回答をして、
相手に空気読んでもらおうとしてしまう。
日本は、察して文化が浸透しているため、
割とお互いに暗黙の了解を理解し合えますが、
海外だと、自分の意見・意思をはっきり示さないと、全然相手に伝わらないのです…
私はいまだにハッキリと自己主張することに抵抗があり、一度この悩み?を、あるイタリア人の方に話してみたことがあります。
その時にいただいたアドバイス。
「あなたの意見はとてもリスペクトするよ。その上で、私の意見は〜何なんだ。」
彼は、こんな感じで自分の意見を伝えているらしい。
嫌な感じに聞こえず、でも自分の意思もハッキリ示す態度がとても素晴らしいなと思いました。
②語学習得のスピードが速い
彼らは、国籍が同じ者同士でも積極的に英語で積極的に話しています。
私だったら、海外でも周りに日本人がいたら、
絶対に日本語で会話をしてしまう…
それに、日本人同士だと英語(外国語)で話すって何だか恥ずかしい気持ちになったりもしてしまう。
これはきっと私だけではないはず…笑
学校の授業で、ネイティブを真似して発音良く教科書を読むだけで
馬鹿にされたり、少しでも間違えると、周りからクスクス笑われたり。
こういう完璧を求めすぎる雰囲気?が原因なのか、日本人の前で英語を話すことに抵抗がある日本人多い気がするのですが、どうでしょう?
彼らは、細かい間違いなどはあまり気にしていない様子。
間違いよりも話すことが大事って思っているに感じました。
英語が話せないからって、静かに黙っている方が彼らにとってネガティブな印象を与えてしまいます。
彼らの寛容な雰囲気のおかげもあり、
間違えることへの抵抗もだいぶなくなってきました。
そのため、日本にいる時より、ほんの少し英語力が伸びた気がします。
彼らは、私の下手くそな英語でも、
「リノは英語話せるんだから自信持って!」「英語めっちゃ伸びたね!」
と褒めてくれるので、だいぶ自信がつきました!
(きっと自信がなさすぎるのも、西洋文化の中ではあんまり良い印象ではないんだろうな…反省…)
③今この瞬間を全力で楽しんでる。めちゃくちゃ行動力がある。
彼らは基本的に、1週間先の未来も未定です。
“未来のことは、その時が来たら考える“
そんな風に、その時その瞬間に少し先の未来を決断しています。
将来のこと、今この瞬間に集中することのほうがよっぽど大事。
そんな雰囲気を彼らから感じました。
それに対して私は?
長期的な未来を気にしすぎて、常に何か不安を抱えていて、
楽しい瞬間なのに、なにかモヤモヤしてることが多く、全力で楽しめない時も多々ある。
せっかくやりたいことをやりたいように生きれているのに、
とても勿体無いことをしているなと気付きました。
彼らと出会ったことによって、私も少しは柔軟な人間?になれた気がします。笑
なので、人生の中で今が一番楽しいです。
④常にリラックスしている
彼らは良くも悪くも、時間にルーズな印象です。笑
日本人は基本的に5分前行動が当たり前ですよね。
時間に厳しい世界で生きてきた私は、
海外に来てからも、基本的に時間は守って行動していました。
でも、彼らが約束の時間遅れることは当たり前だし、
連絡無しにドタキャンすることもあるし、
フラフラ寄り道することもあり、なかなか物事がスムーズ進まないこともあります。
初めは驚きと共に、どうしてなの!?とイライラしてしまうこともありました。
ところが海外(国による)では、5分前行動が逆にマナー違反になって、
少し遅れたほうが逆に良い印象となる場合があるらしく、
文化の違いに衝撃を受けました。
こういう文化の違いを知ってからは、
“仕方ないか“と心穏やかに過ごせるようになった気がします。笑
時間に追われない生活、遅れに寛容な社会で生きてきた彼らだから、
リラックスして、過度にストレスを受けずに生きれているんだなと感じました。
私はこれまで、時間に追われる生活が当たり前な日常で暮らしてきたため、
時々、心にゆとりがなくなってしまうことがありました。
“時間に遅れる“というのは、私には中々できないので、
うまく時間を使って、時間に追われない生活を実現できたらなあと思いました。
いかがでしょうか?
オーストラリアに行って、初めてヨーロピアンと仲良くなって、
"今を楽しむ方法" を彼らから教えてもらった気がします。
彼らはなんだか余裕があって、のんびりしていて、楽観的で。
良いところは、どんどん真似したいな。
日本にいたら気がつけないことばかりなので、
海外に行ってよかったなあと思える瞬間でした。
これだから、海外旅行はやめられない…
おしまい