第4の習慣 Win-Winを考える
人間関係には6つのパターンがあります。
「Win-Lose」自分が勝ち、相手が負ける
「Lose-Win」自分が負け、相手が勝つ
「Win-Win」自分も勝ち、相手も勝つ
「Lose-Lose」自分も負け、相手も負ける
「Win」自分の勝ちだけを考える
「Win-Win or NoDeal」Win-Winに至らなければ取り引きしない
多くの人々は「Win-Lose」か「Lose-Win」で物事を考えがちです。
「Win-Lose」の考え方
自分の考えを押し通して相手を屈服させる考え方。
相手に嫌な思いをさせ恨みや嫉妬の気持ちを生む考え方です。
「Lose-Win」の考え方
相手に受け入れてもらうために自分の気持ちよりも相手の満足感を優先してしまう考え方。
相手は満足できるかもしれないが自分は我慢しなければいけないです。
「Win-Win」の考え方
自分も勝ち、相手も勝つどちらも納得がいく結果を目指す考え方。
Win-Winのパラダイムでは競争ではなく協力することと考える。
「Lose-Lose」の考え方
相手を打ち負かしてやるという気持ちが大きすぎると陥る考え方。
相手を憎むあまり自分の望みまで見失うことになり結局両者敗北する考え方です
「Win」の考え方
他者は関係なくただ自分だけが勝つことを考える考え方。
他者の負けは関係なくただ自分の欲しいものを手に入れることこそが大切だと思う考え方です。
「Win-Win or No Deal」の考え方
お互いが満足でき、合意できる解決策を見つけられなかったら行きつく考え方。
双方にメリットのある解決策が見つからなければ取引をしない。
その結果としてその後よい関係を保ち、結果的に「Win-Win」に繋がる可能性がある考え方です。
「Win-Win」を叶えるための条件
「思いやり」「勇気」「豊かさマインド」この3つこそ「Win-Win」を叶えるために必要なことです。
「思いやり」は相手のWinを考える際に必要になります。
相手を思いやる気持ちが不可欠になります。
「勇気」は自分のWinを考える際に必要です。
自分の意見や信念をはっきり相手に伝えることが重要です。
「豊かさマインド」とはこの世にはすべての人に行きわたるだけのものがたっぷりとあるという考え方。
「Win-Win」を真剣に考えているが上手くいかない場合がある
その際は「Win-Win or No Deal」を選んだ方が良い場合もある。
No Dealというのは見送るという考え方です。
「見送る」という判断をしたことが結果としてよい関係を築き
「Win-Win」に繋がる可能性もあります。